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GESCHLECHTLICHE LIEBE
           〜恋・初恋・異性愛〜
                 by 無時雨



第一話目

注)この話は、通常のエヴァの進みではありません。あしからず…

人々の生活の中から一角を取り、話を始めよう。では…GEHEN!!

2016の夏から話しは始まる…碇家の長男 碇 シンジは、夢の中にいた。
隣に住んでいる、幼なじみのアスカが、起こしにくるまでは…
「このバカシンジ!おきなさい。!!」
「なんだ…アスカかぁ〜…もちょっとねかせてよぉ〜…あぁ〜」
とまだ半分寝ている声でいった。
「なんですってぇー!!この世界一の天才美少女のアスカ様が
毎日毎日起こしにきてやってんでしょうが!!」
といって布団を剥ぎ取った。
バシっ!!ゲシっ!!パチーン!!
「きゃぁーーー!!この!えっち!ばか!!変態!しんじらんない!」
と男のなにが膨張しているのを目にしてしまい、キレている。
「しかたないだろ!!朝なんだから!!」と顔を赤くしていっている。
「早く用意しなさいよ。」
「アスカがいるから…きがえられないよ。」
「えっ!あっ!ごめん。」
「いいよ。あやまらなくて。」と優しい笑い顔でいっているシンジ。
所変わって台所では、ユイが朝食の用意をしている。
「ねぇ〜あなた。」
「なんだ?ユイ…」とゲンドウは少し恥ずかしそうにいっている。
「アスカちゃんも毎日よく、シンジを起こしにきてくれるはねぇ。
結婚式はいつかしら…おほほほ」
「うむ…」と新聞を逆さに読むぐらい動揺を隠せないゲンゾウがいた。
「あら?アスカちゃんどうしたの?」
「いえ…今シンジが着替えるって言うんででてきたんです。」
「そう…。」
「ごめん。アスカ…。」
「おそい!!もう」
「ごめん。」
「いくわよ。シンジ!それでは、いってきま〜す。」
「あなた。朝食を食べるときぐらい新聞を見るのやめてくれません?」
「あ・・あなた、こんな時間よ。はやく行かなきゃ。
 冬月先生におこられますよ。」
「ふっ…問題ない。…時間どうり…ではないな…」
と新聞を置いてゲンちゃんポーズをきめている。

で…第壱中学校…シンジとアスカが通う学校である。
「おはよぉ〜!!アスカ!!」とヒカリがいってきた。
「おはよ〜!!ヒカリ。」といいながら、
ヒカリの耳元でヒソヒソとはなしをしている。
(で・・どうなのよ〜ヒカリ…ねぇ〜)と言ってるうちにだんだんと
 ヒカリの顔があかきうなっていった。
「アスカ行くよ。」
「ヒカリ!また、昼休みね!」

そのころ某所では・・・
「どうだ。碇…」と、冬月が言う。
「ふっ…問題ない。3%も…遅れちゃいませんよ。」とゲンドウ
「ええ…この分だと後4日もあればいけますわ。」
「そうか…」とゲンちゃんポーズを取りながら話しているのであった。

キーン コーン カーン コーン
「飯や飯や!学校最高のたなしみやからな。」
「鈴原…その…これよかったら食べてくれない?おおくつくりすぎちゃって…」
「おお ええで〜もってきーや。」
「鈴原も、シンジも…いや〜〜んな感じ。」と一人問遠吠えを心で叫んでいる。
相田 ケンスケがいた。
午後の授業…
「え〜であるからして…世に言うセカンドインパクトは、
 直径数kmの彗星が南極にぶつかり…・」
「はぁ〜なんなのよ、この授業は…去年からこればっかり…」
「ん?アスカ…」
その時…
ウーーーー…ウーーー
「む?R警報か?なぜ今ごろに…みんなシェルターに逃げなさい。」
と副担任兼社会科教師がいった。

みんなは唖然とした。なぜなら、R警報と思っていたサイレン音は、
警察のパトカーサイレンだったからのである。

キーン コーン カーン コーンと、チャイムが鳴って授業はおわった。

校庭をぼーっと眺めていたトウジがいった。
「みんな、ミサト先生やで!!ミサト先生がおこしになったで!」

平均時速200km強で爆走してくる、ルノー…
ミサトのことだからターボくらいはつけてるであろうと予測する…
マフラーから奏でるヒート音、巧妙なハンドルさばきで、
ドリフトの後に校庭の隅にピターと止まったのは言うまでもない…
ミサトのドライビングテクは、走り屋さえも顔真っ青になるという。
「「「ミサトさ〜ん!!」」」と参馬鹿トリオ
(トウジ、ケンスケ、シンジ<後に抜けることになる>)…
部屋の窓からピースをしている。
…後ミサトは…ものすごく遅刻をしていたのだった。
 校長にどやされたのはいうまでもない…
「いぇーーーい!」とサングラスを外しピースで答えるのであった。
「ん?あわ…わわ…わわわ!お・お〜い…みんな…ちょ・・ちょっと…」
とクラスの一人が叫びをあげた。
「あれって…ミサト先生のこどもかなぁ〜?」
「んなわけないわい!ミサトさんいつもわいらのミサトさんや!!」
とトウジが怒鳴る。

そして…教室にミサトが姿をあらわした。

「よろこべ〜男子!!」
「それに〜女子!!」
「転校生を紹介するぅ〜!!」

「んじゃー 自己紹介おねがいねぇ」
「綾波レイです。よろしく。」とレイがいった。
その時、渚はハミングをしていた。
♪ふん ふん ふ〜ん ふん ふふふふ〜ふん♪
           (ヴェートー・ヴェンの第9より)
「歌はいいねぇ〜 歌はリリンの生み出した文化の極みだよ。」
とキザに言ってるようだが
自覚はないらしい。
「ぼくは、渚 カヲルだよ。僕は愛されることで生きる価値があるのさ…ふふふ」
とキザすぎる…
みんなは固まっていた…

「レイと、カヲル君は…そうねぇ〜…」と考えてるミサト
「カヲル君は、あそこにいる碇 シンジくんの隣にすわってねぇ〜。」
「レイは、洞木さんの隣ねぇ。」

「こんにちは。碇 シンジ君!」
「こんにちは。渚君…」
「ははは。カヲルでいいよ。その代わり僕もシンジくんとよばしてもらうよ。」

所変わって、委員長こと洞木 ヒカルの席
「こんにちは。綾波さん。」
「こんにちは。洞木さん。よろしくねぇ。」

そんなこんなで…・チャイムが・・キ―ン コーン カーン コーン

「ねぇ〜ねぇ〜!アスカ!綾波さんといっしょに御昼食べましょうよ。」
「そうね。ヒカリ…あ〜〜〜!!!ない…ない…御弁当が…・ない。」
「え〜!どうしよう。」

そこにスーパーヒーローシンちゃんがきました。
「なにいってんだよ。ほら…弁当…今日は、ぼくの母さんが、弁当を作る日だろ。」
と弁当をさしだす。
「ああっ  そっか。ごめん。ごめん。」と頭を小カキしながらいった。

「ねぇねぇ〜!!綾波さん?か・・彼氏とかいるの?」
 と真っ赤になりながら聞くヒカリ。
「え?え〜?いない…かな。」
 と少し驚き気味でこたえるレイ
「さっきから黙ってる惣硫さんは?いるの?いないの?」
と聞くレイ。
アスカは…ボーとシンジのほうをみていた…
「えっ?」
「んも〜!アスカー!!ちゃんとこたえてよぉ〜。」
「ごめんごめん…でなに?」
「彼氏いるの?だって。」
「だ…誰があんな奴…」と質問を聞き間違えてしまったのでさぁ〜大変。
「「え…まさか…ア・アスカ?」」と驚く2人
「「碇君のこと…」」と驚きの顔をしている。
「え…なんであんな奴のことなんか!…その…」
 と顔を真っ赤にさせて言っている。
「そう…シンジがすき…」と小声で言う…
「え?なにっていったの?」とわざとらしく聞いた。
アスカの顔が超真っ赤になって…「シンジのこと…」
と言い掛けたときに…
「ァ・アスカ?大丈夫?顔が真っ赤だよ…風邪?」
と超鈍感なシンちゃんは聞いた。
「あ・あんた…バカぁ??」と大声で言って、パシッ!!
 と頬を平手打ちしてしまう。
そして、「ヒカリー!わたし、早退するって先生にいっといて。」
と教室をでていってしまった。
その時、何かが切れるような音がしたと思ったら…
「い〜か〜り〜くぅ〜ん!!追いかけて!!
 女の子泣かしたのよ!責任とりなさいよ。」
とヒカリがシンちゃんに言う。
が…泣いているのはシンちゃんじゃないのかとみんなは思った。
「わ・わかったよぉ。」

<マンション近くの公園>
「あた・・あたしが・・シンジのことを・・そんなこと・・・(かぁ〜)」
顔が真っ赤になってふっと倒れ掛た…

「アスカ?アスカ?アスカ?」
「うっう〜ん。あれ?なんでシンジがいるのよ。」
とおでこに冷えたタオルが乗っているのにきがついた。
「アスカをおってきたんじゃないかぁ〜」
「ところでシンジィー?此処は何処?たしかあたしはコンビニにいってその後、
公園にいって・・」アスカはシンジの顔を見ようとしたが…
(み・見れない…まともにシンジの顔が見れないよぉ。)
「ん?どうしたのアスカ?」
「な・・なんでもないわよ!」
シンちゃんは、意を決して言った。

「アスカ…」
「な・・なに?」と目をそらして言っている。
「その…えっと…好きだよ。好きなんだ!!アスカのことが…」
と焦りと緊張と真剣さが混ざっておどおどとしているようだった…。
「えっ…わ・・わたし・・わたしも好きだよ。シンジのこと…
(なんだかシンジの前だと素直になれるみたい。)」
「え…えーーー。ほ・ほんと?」
「な・・何回も言わせんじゃないわよぉ!!」



こ・これが…シンちゃんのうれしい悲劇になるとはこの時点では思いもよらなかった…。




Guten Tag & Danke!
どぉ〜もぉ〜!!およみくださってありがとうございますぅ〜!!
しかし…よかよかですね〜!!アスカとシンちゃん…
でも!!これでは終わりませんよ!!
しっかし俺が書くとながいなぁ〜。
次回からはもっと短くなるやもしれません(半分ぐらいかな…多分)。あしからず
ちゃんと書きますよ…時間かかったらごめんなさい。m(−_−)mぺコっ!
by 無時雨

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