平成17年度 学校評価票
学校経営の方針

年度目標

「質素剛健・自重自治」の具現化

 

 

     文武両道を目指す

 

     キャリア教育の充実

 

     マナーの向上

 

領域

評価の観点

評価項目

具体的方策(実践目標)

成果と課題

自己評価

学校経営

開かれた学校づくり

PTAと連携した活発な学校づくり

@PTA運営委員会、PTA理事会、理事総会、各学年保護者会を通じて、密接な連絡調整を行う

@PTA活動全般に積極的に参加できた。A密接な連絡調整ができた。B学校とPTA役員がお互いに協力することができた。

学年主任・副主任との連絡が定期的にとれる体制が必要。

保護者・卒業生・地域への情報発信

@ホームページの毎月更新を実施し、常に新しい情報の発信を心がける

@全く新しい試みであったが、とどこおりなく新しい情報発信はできた。A細部にまでまだ至ってないができた。

 

 

A学年通信を通じて、学校行事の取り組みと成果、進路情報等を保護者に伝える

@各月ごとの学校・学年行事の日程表を計画どおり発行することができた。A生徒や保護者に学校の活動予定を事前に知らせることができ、予定や計画が立てやすかった。

 

特に3年については、進路からの通信等も必要。

学校紹介の推進

@オープン・ハイスクールの実施により、学校の概要説明・在校生の学校生活体験談・授業見学や部活動見学を通して、本校の特色を理解してもらう

@参加の各中学校関係者に、本校の特色を十分理解してもらえた。A生徒の立場から見た本校の様子を詳しく説明でき、わかりやすく伝えることができた。B恒例の形でできた。

体験活動等も増やしていく。

教職員の資質向上

人権推進体制の確立と校内外での研修の実施

@多くの職員に年1回は外部団体主催の同和人権研修会への参加を奨励する

@夏季人権大会への参加を全職員に呼びかけた。A職員会議での簡単な報告しかできていない。Bなかなか余裕のあるところでの充実が図れなかった。

A校内研修会を企画する

 

@日程・時間に追われた中でいかに充実させるか検討中。

研究授業の実施

@学年教務とタイアップして、研修会や研究授業の実施に向けた取り組みをする

@英語科・国語科・家庭科・理科などで研究授業や研修会が実施できた。A特に取り組みをしなかった。

教務主導で計画的な実施を図る。

情報機器の活用の推進と能力の向上

@ITを活用した授業の研究をする

@教科「情報」以外にも、教科でITを授業に活用できた。A研修会は実施したが、回数が十分でなかった。

A職員研修会を実施し、情報活用能力の向上を図る

@IT機器の整備が必要。A今後IT活用の事例研究がより必要である。B情報活用能力の向上を図るような方策を検討する。C内容を再検討する必要がある。

学校経営

教職員の資質向上

教育相談研修会の実施

@生徒理解のために生徒情報の随時交換を行う

@各学期末の教科会・成績等報告会で生徒情報の交換はできた。Aカウンセリング研修会は充実していた。

A職員研修会(3月)を実施し、生徒理解を深め、生徒支援を充実させる

 

@保健室での生徒の様子や気にかかる生徒の情報については関係する先生方や保護者等に伝えているが、まだまだ他からの情報提供や交換はできていない。学校全体に活動を広げることが課題。A継続実施。

 

危機管理体制の整備

防災教育職員研修会の実施

@2月に実施する研修会を継続し、「災害時行動マニュアル」の中身の充実と職員への徹底を図る

職員への徹底を図るところまでは、まだできていない。

マニュアルの整備は進んでいるのだから、共通理解をいかに図るか。

来校者への対応

@来校者に対する対応の仕方を取り決め、周知徹底する

できている。

継続実施。

学校管理下の事故に対する救急体制の徹底

@緊急時対応マニュアルの徹底を図る

@できている。AAEDが設置され、講習会を実施できた。

A心肺蘇生法の研修を実施し、救急処置の知識・技能の向上を図る

 

@個々の教師・生徒の応用的実践については不十分なところもあり、改善が課題である。A継続実施。

教育課程

学習指導

自学自習の態度の育成

@予習・復習を最優先して行わせる

@各学年で努力した。A参加人数が少ない。

A長期休業中の課題学習を通じて、学習習慣の形成を図る

 

あり方を毎年検討していく必要がある。

B土曜自習教室(全学年14回)を充実させる

授業・考査の充実と有効活用

@自己の学力を認識させ、伸長させる

各学年で努力した。

A定期考査・実力考査、模試の誤答の見直しを確実にさせる

 

継続実施。

 

小論文指導の確立

@各教科との連携を図り、計画的に指導する

計画的に実施できた。

受験に対応した体制を更に充実させる。

学習支援

@補習(全学年)・補充(1・2学年)への積極的な参加を促す

できている。

学年の実情に応じて継続実施。

教育課程

 

基本的生活習慣の確立

@HR、集会(全校・学年)を通して、社会の一員としてのマナーを身につけさせる

@登下校指導で挨拶をする習慣を身につけさせるよう努力した。A通学マナーに対する指導を集会・HRを通じて度々実施し、生徒の意識を高めた。B下校時間の厳守が不十分であった。

 

A登下校指導を通して、通学マナーを徹底させる

生徒指導

B17:50下校の厳守を全教師の指導の元に行う

指導は十分に行ったが、生徒の意識はまだ低い。繰り返し、粘りの指導を継続する。

 

 

四綱領「質素・剛健・自重・自治」に基づく指導

部活動の充実

@部活動への積極的参加を促し、入部率95%以上を目指す

@男子95%、女子92%の入部率であった。A退部者も別の部や委員会活動に参加。

A退部者への指導を行う

 

B練習の効率化を図る

@学年でも指導は行ったが、やめていく生徒が多い。A部によって人数の偏りが大きくなった。B学校全体の雰囲気に以前のような活気がない。

 

 

 

学校行事等への主体的参加

@文化祭・体育祭・コーラス大会・野外活動・修学旅行等を活用し、個々の生徒に役割を持たせ、責任感及び協調性や独創性を育む

@各行事とも生徒の積極的な活動が目立った。Aできている。

 

 

 

A中心メンバーの少数固定化傾向の解消をHR担任、学年中心に図る

 

 

@継続実施。A行事の内容に生徒の独創性を生かす。

進路指導

将来の職業研究

@1学年の夏季休業中に職業調べをさせ、理解を深める

できている。

Aキャリアサポートシステム(1学年・7月)・進路講演会(各学年1回)の積極的活用を図る        

 

継続実施。

B神戸大学へのキャンパストライやる(1学年・11月)を有効に利用し、生徒の職業選択意識を高める

生徒の適正に応じた個別指導の充実

@志望校を目指して最後までがんばるように指導する

できている。

A様々な進路情報を、より正確に生徒・家庭に伝達する

 

進路指導部からの通信等も検討。

保護者との連携

@保護者向け進路講演会(年1回)を実施する

できている。

A進路関係の保護者会を行う

 

継続実施。

就職希望生徒への指導を行う

@個人の希望を尊重し、適性・興味・関心に応じた指導を行う

少人数なので目立たないができている。

継続実施。

教育課程

特色ある教育課程の充実

90分授業(2限目)の実施

@90分間の授業を通して演習及び実験・実習等の時間を充実させ、応用力を養成する

演習や実験では成果は出ている。

@演習や実験でなければ成果が少ないのが課題である。A90分授業も4年目に入り、更に内容充実の検討が必要。

類型等教育課程に関する取り組み

@常に時代にあった類型の研究と実施に向けた取り組みをする

理科U型の設置などの取り組みはできた。

A生徒の学力向上と適性に応じた類型を研究する

 

@理系U型を希望する生徒が少ないのが課題である。A類型の研究はこれからである。B理系U型については更に検討が必要。

B理系U型の今後のあり方について検討する

授業形態の検証

@生徒へのアンケートを実施し、その結果を教育課程委員会で分析し、今後の授業に生かす

アンケートは実施せず。

アンケート実施予定。アンケート項目の検討。検証は継続実施。

課題教育

保健・安全教育の充実

生徒・教職員の主体的な健康づくり

@保健指導プリント・保健ジャーナル等を発行し、心身の健康の自己管理能力の向上を図る

@状況に応じた保健指導プリントや生徒が自分たちの計画した保健ジャーナルを発行し、生徒達も熱心に読んでいる。A「薬物乱用」についての講演は、生徒の興味関心を高め、全般的に好評であった。

A保健講演会(1・2学年・12月)を実施し、保健知識・実践能力の向上を図る

B学校医健康相談・キャンパスカウンセリングの積極的な活用を推進する

希望生徒が増えてきており、細やかなアドバイスを受け、生徒自身の改善の手助けとなっているが、全体的に受動的であり、自ら積極的に心身の健康管理、能力向上にまで至らず課題が多い。

生徒の事故対策指導

@運動部生徒への安全講習会(6月)を実施する

生徒は熱心に取り組んでいた。市民救命士講習会参加生徒全員が市民救命士の認定を受けた。

A市民救命士講習会(運動部キャプテン・マネージャー・7月)を実施する

各自がケガの予防や事故発生後の対策にまで発展させるところまで行かず、ケガ等の減少に至っていない。

課題教育

人権教育の充実

差別のない職業・進路意識の確立

@「HUMAN RIGHTS」を用いたHRを年1回実施する

@1年生は1学期の家庭科の授業でテキストを用いた。2年生は1学期VTR(WITH)を鑑賞した。3年生は2学期、テキストを用いた人権HRを実施した。A2学期末河野義行氏の人権講演会を実施した。

A人権映画鑑賞会を実施し、生徒に感想文を書かせ、HR運営の材料にする

形骸化しないように進めていく。

人権意識を育てる身近な体験学習の実施

@車椅子体験・高齢者疑似体験を実施する(1学年)

@「家庭基礎」の中で実施した。どの体験も生徒は熱心に取り組み、関心が高められた。A生徒が自分達で実施案を作り、園児に合わせた活動に取り組んでいる。

Aふれあい育児体験(1・2学年)を実施する

1回ずつの活動しか時間がとれず、発展性が少ない。

国際理解教育の充実

自国や外国の歴史・文化の理解

@インターナショナルデーを生徒会主体で企画・開催する

できている。

A松江二中との友好的な交流を推進する

 

担当教員の増員が必要。

環境・福祉教育の充実

地域貢献活動への参加

@ボランティアサークルを結成し、NPO・NGO活動の理解を深める

@できているAほぼ全員が「自分にできるボランティア活動」を実践し校内発表、「ボランティア・スピリット賞」への応募を果たした。

Aボランティア実践の課題でボランティア活動を行う(1年生・夏休み)

 

@継続実施A「宿題としてやればよい」という意識から抜け出せないものがあり、ボランティア活動が外や長い持続性を持ったものへ発展していくことが課題である。

B通学路清掃をする

学校美化・衛生意識の向上

@床磨き・ワックスがけ・モップによる特別清掃を実施する

@よく掃除していた。Aシステムは確立している。B保健委員会で当番表を作り、協力しながら実施した。

A整美委員による清掃点検活動を実施する

自分達の活動だという意識が定着すれば、石けん以外のことにも注意が向けられると思う。粘り強く継続していくことが必要。

B保健委員による石けん液当番を実施する

図書室の積極的活用

学校図書の授業等への積極的活用

@各教科の推薦図書コーナーの充実を図る

教科推薦図書は活用されていた。授業等への活用については一部でしかできていない。

図書室を使った授業の展開を充実させる。

読書会の充実

@クラス読書会(年1回)・全校読書会(年2回)をより充実させる

全校読書会を通しての図書委員のリーダー作りはできた。

クラス読書会の一層の充実を目指す。読書への動機付けの工夫が必要。クラス読書会では例年課題図書を読んでいない生徒が一部いるが、今回は3週間以前に渡しておいたため、読まずに臨む生徒は少なかった。

 
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