第47回近畿高等学校ユース陸上競技対校選手権大会(9/19~21)


 大阪ヤンマーフィールド長居陸上競技場でおこなわれた、近畿ユース大会に1年男子100m、1年男子400m、1年男子800m、共通男子4×100mR、4×400mR、共通女子4×400mRに出場しました。近畿ユースは来年度の近畿総体を占う重要な大会で、学校の協力を得て期末考査期間中にもかかわらず陸上競技に専念させてもらいました。
 男子100mではランキング9番、400mではランキングトップ、800mは2番、4×400mRは2番、女子4×400mRでは5番とどの種目にも決勝進出、そして入賞、優勝のチャンスはありました。
 上位入賞を目標に臨んだ結果、男子4×400mRで学校初となる2位入賞、1年800mで3位、1年400mで5位と近畿レベルでも十分に戦えるということは証明されましたが、個人ベストやチームベストがでた種目が男子4×100mRのみと寂しい結果にもなりました。また、男子4×100mRでは0.05秒差、女子4×400mRでは0.02秒差で決勝進出を逃してしまいました。
 上位大会になればなる程、ほんのわずかな差で上位ラウンド進出を逃してしまうことにつながることを強く実感しました。今大会はどの種目においても、記録や結果がともない『良かった』というものではなく、あと一歩で決勝進出を逃したことや自己ベスト更新ができなかったことから『惜しかった』という表現が当てはまる大会になったように思います。しかしながら、惜しかったことは当事者にしかわかりません。マイルで2位入賞し、北摂三田の名前を近畿地区の各校が覚える一方、9番目の記録では当事者以外の記憶には残りません。陸上競技を本気で取り組む以上、試合で泣くのではなく笑えるよう、これからの練習や日々の生活に取り組んでほしいと思います。
 チャンスは何度も訪れてきません。チャンスをつかむのは運ではなく、毎日の努力や習慣です。来年の総体でビッグチャンスをつかみ取れるよう今大会の経験を今後の陸上競技人生に生かして欲しいと願います。                                顧問


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