みなみんの教え ~偏差値20アップする魔法の習慣~ 
                                     (作なおみん
)        
毎週木曜更新

課 題 考 査 必 勝 法

「夏休みって、なんて短いの。あっという間に終わっちゃう。だいたい暑すぎて勉強ができないから夏休みはあるわけで、それなのに、連日の猛暑にもかかわらず新学期ってどういうこと?しかも、9月ってものすご~く長いのよねぇ。」詮のない紗保里の嘆きを一通り聞き流し、頃合を見てみなみんは言った。

「で、課題考査の試験勉強はできてるみんか?」

「夏休みが終わるのも耐えられないのに、その上課題考査だなんて・・。8月23日に課題の解答配布になってるから、明日学校に行って取って来る。」

「紗保里、久しぶり。宿題できたか?」小林拓人(こばやし たくと)君が声をかけてきた。

Almost done. たくてぃはテニス部の練習?」

「英語で来たねぇ。大の苦手だったのに。がんばってるじゃん。」テニスのラケットをずり落ちないように押さえながら、小林君は紗保里に続いて課題の解答を次々に取っていく。

「じゃぁ、新学期にね。」と言って別れた後、一緒に解答を取りに来ていたまきちゃんが、紗保里を廊下の端に連れて行き、壁ドンしながらかみつくように言った。

「ちょっと、何で小林君と親しくしゃべってるのよ。」

「え?だってたくてぃは幼馴染で、保育園から一緒に遊んでるもん。」

「た、たくてぃって?この口が言ってるのか。」とまきちゃんは紗保里の口をぐいぐいひねる。

「何で教えてくれないのよ。小林君と話したい女子は山のようにいるんだからね!」

「へ?ほうなほ?たくてひってにんきはるほ?」口をひねられたまま紗保里は驚いて尋ねた。「なにボケたこと言ってんの?小林君は深山志音君、城田李人君と一緒に御三家と呼ばれるイケメンで、クールな深山君、知性派城田君と違って、少女マンガ風の星の入った大きなお目々と、スポーツ少年ぽい無邪気なかわいさで人気なのよ。今度紹介して。絶対絶対だよ!」

「で、幼馴染が人気者だってわかったわけ。今日の収穫はこれくらいかな。」

「それで、課題の解答は全部取ってきたみんか?」みなみんは紗保里の話を聞き流して尋ねた。

「もちろん取ってきたよ。これで採点すれば課題はめでたく完成。8月25日中にDoneだね。最後の一週間は心置きなく遊べる。この夏休みは、みなみんのお陰で余裕だね。」

「さぼりちゃんは、あいかわらずだめだみん。」

「え?何がだめなの?夏休みの課題が一週間前にできるなんて初めて、奇跡よ奇跡。」

みなみんの教え11『問題集で、できる、できないを仕分けし、できない問題を片付けるべし。』を覚えているみんか?問題集は、答え合わせをするところから本当の勉強が始まるみん。」

「本当の勉強って?」

「9月2日に国数英の課題考査があるみん。定期考査や大学入試と、課題考査との違いは何だかわかる?」「課題の問題集から出題すること。
  みなみんの教え17課題考査必勝法
『課題考査は、出された課題の間違えたところだけを完璧にやれば、必ず100点が取れる。課題考査の勉強は、答えあわせの後から始まる』

 
○×だけつけて完成なんて、問題集をやった意味がない。課題考査でも同じように間違えるだけだみん。課題考査の勉強は○×をつけた後から始まる
 わかったら、とっとと始めるみん。
 一週間しかないのにJust the beginningだみん。」

 「今から始まるの?うえぇぇ。」

 「課題考査で高得点を取れば、とても良い2学期スタートが切れるみん。これから本腰をいれて勉強だみん。」

第19回