第2学期終業式

 平成24年度第2学期終業式が行われました。
■校長先生式辞
 おはようございます。それでは今から2学期最後の話しをします。メモ用紙がありませんが全ての事を覚えるつもりでしっかり意識を集中して聞いて下さい。今年4月に日本一の工業高校を目指してみんなで頑張ろうという話しをしました。一人ひとりが輝こう・自分の得意な分野で輝こうという話しをしました。そして4月から現在まで、いろんな人が頑張って活躍してくれたました。もの作りでは近畿大会・全国大会に出場して、今現在校舎の前に8本の懸垂幕がさがっています。そして部活動、近畿大会・全国大会これもいろんなところで頑張っています。そうやって君たちの中から多くの人たちが自分の得意なところで分野で 活動してくれています。これは非常に有難いことで良いことだと思っています。ところが昨日指導部長の先生から話しからあったとおり苦情も入って来ています。たぶん一部の生徒だと思うのですが交通マナーであるとか携帯であるとかいろんなところでルールを守らなかったり、他の人の安全を忘れてしまったり、自分の身を守るということも忘れているのかもしれません。 そういう行動がありました。このようなことに身に覚えがある人はしっかりと反省して今からそういうことがないようにして下さい。今日は私の方から3点話しをしたいと思います。
 1つ目は、携帯電話・スマートホンに関係することです。これらは校則で持込み禁止になっています。この点に関してはこれ以上言いません。それよりも、携帯電話とかスマートホンがあるために君達の大切な時間や君達の考え方に影響が出ている。君達だけでなく社会全体がそうなんですが、このことについて話したいと思います。私は仕事柄電車によく乗ります。出張が多くて神戸方面に良く行き ます。通勤ラッシュではない昼間に、電車の中を見ると本当に異様な光景です。君達も分かると思います。乗客のほとんどが自分の携帯電話・スマートホンとにらめっこしています。携帯電話・スマートホンは非常に便利な道具です。金槌であったり、鉛筆であったりと同じように非常に便利な道具です。この便利な道具に振り回されている。この道具に頼りきっている。電車の中の貴重な時間を大して見ないといけないようなメールでもないだろうし、必ず見ないといけないという訳でもないにもかかわらずインターネットを見てしまっています。時間つぶしに使っている。非常に貴重な時間を無駄にしている。これは君達も同じだと思うのです。 別に話さなくても良いことをメールで連絡したり電話してみたり、非常に無駄な時間を使っています。無意味な時間、あとから取り返しの出来ない時間を使っています。便利なものなのですがあくまでもこれは1つの道具です。社会人が仕事の時に使うには便利な道具です。でも君達には何ら必要のない道具です。それともう1つ、例えば人と集まろう という時に、あまり詳しい打ち合わせをしなくても、その場で連絡を取ればいいやという形で集まれる。非常に便利です。誰か忘れ物をした。親が携帯電話を持っているので親に連絡したらすぐに持って来てくれる。便利ですがこういうことに慣れてしまうと非常に困ります。会社に行くと会議があります。前もって会議がある時に資料など準備をすることを段取りといいますが、遠いところに行く時に何と何を持って行かないといけないのか。向こうでこういう話しをしないといけないので、こういう資料が必要になる。向こうでこういう工事をするので、このような道具が必要になるとか。こういうことを前持って準備することは段取りですね。これをしておかないと向こうに行って困る。例えば工事に行って道具が足らなかったら、この道具がないために10人の人が仕事が出来なくあそんでしまいます。次の道具が届くまで、何時間かあそんでしまう。ですから便利 なものに慣れてしまうとこういうキチッと頭を使う習慣がなくなってしまいます。先ほど言った忘れ物にしても、今日何と何があるのでこれとあれを準備しておこう。前もって頭を使ってやっておれば防げると思います。一度忘れたら次に忘れないように注意しようというのが段々となくなったいって便利なものに頼ってしまう。便利なものに頼らない。どうしても必要な便利なものがいろいろとありますがそれに頼らない。 無駄な時間を使わない方が自身の知恵が発達します。こういうことに注意して下さい。
 2つ目は『誠実』ということについて話しをしたいと思います。ルールを守りましょうとずっと言ってますが、どうしても人の見ていないところでルールを破る。ある1つの事例を話しをします。これは実話です。目の不自由なお母さんとその子供の話しです。ある時、このお母さんとその子供が住んでいる家に友達が遊びに来て1時間程遊んで、友達が帰った後に、そのお母さんがその友達のことを「誠実さ」が足らないねと言われたそ うです。自分の子供がお茶を入れるとかの理由で席を外した時に、その友達が立ち上がって部屋の中をキョロキョロと見渡していた。視力が悪いと言っても、お声のする場所が変わったりするので当然人の家の部屋の中を見渡しているのが分かるのですね。その友達は私の顔を見て話しをしていない。よそ見をして話 しをしている。お母さんの目が見えないからと思って、その友達はそういう行動をしていたことに気付いたんだと思いますね。いくら目に見えない人と話しをしていると言っても、きちんと話しをしている人の顔を見て話しをするのが「誠実さ」だと思います。誰かが見ていなくても正しい事は正しい、悪いことは悪いというをきちんと区別する心を持って下さい。これに関する別の話しをしますと世界の人口は70億人です。例え話しですが私ひとりが誰も見ていないからゴミを捨てました。1人ぐらいゴミ1つを捨てたってという考えで世界中の70億人の人がゴミを捨てたらどうなるでしょう。一度に大量のゴミが増える。反対にゴミを見つけたらゴミを拾うという行動をみんなが行えば一度に70億個のゴミが地球上から消える。それをしかも継続すれば毎日70億個のゴミが消えてキレイになっていくんです。自分の心に嘘を付かない「誠実な」を心を持って欲しいと思います。
 最後3つ目ですが先日、姫路聴覚特別支援学校との交流会がありました。この時に工業化学科と電子機械科と生徒会の人がいろいろとお手伝いして頂いて有難うございました。この前、姫路聴覚特別支援学校の生徒の書いた作文が届きました。読んでみると工業高校というのは敷地も非常に広くいろんいろなことをやっているんだ。普段テレビでやっているような実験なども、実際に自分でやってみておもしろかったです。楽しかったですと感想が書いてありました。その中で1つ気になったのがある生徒の感想文の中に「私の顔を見て話しをしてくれなかったのが残念」で「顔を見て話しをして欲しかったです」というのが書いてありました。これはどういう事かというと聴覚特別支援学校の生徒は耳が聴こえない。なるべく相手の話しをわかろうとして目を見たり口を見たりして、口元から話している言葉の意味を理解しようと読み取ろうとします。横を見て話しをされると分からないんです。だから「私の方を見て話しをして欲しかった」と書いてあったのだと思います。君たちなら聴覚特別支援学校の生徒たちは耳が聴こえにくいということを理解して、なるべくゆっくりと大きな口をあけて話しをする方が分かりやすいだろうということが想像できると思います。このような内容のことが作文に書いてありました。また今度、このような聴覚特別支援学校の生徒との交流行事があれば、「相手の顔をしっかりみ て」話しをしてあげて下さい。また目の不自由な人にやいろいろな障害のある人と接する時もそういう人のことを考えて行動してあげる。やはり他人を思いやる心というのはいつでもどこでも必要なことだと思います。それはお互いのためですね。今、話した70億人の人がこの地球上で楽しく過ごせるような行動・心構えは必要だと思います。
 それでは明日から冬休みになりますが時間は限られています。しかし上手に使えば、有効な時間になります。その有効な時間をしっかりとそして「誠実に」使って下さい。
■校歌斉唱
 次に全員が集まるのは、年明けの1月8日(火)の第3学期の始業式になります。みなさん、良いお年をお迎えください。
 
 
 
 

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