ESS部

英語を媒体とした異文化理解と日本文化紹介を通して幅広い国際感覚を養うことを目指し、活動しています。
 普段はALTと英語のゲームや会話、DVD鑑賞などを行っていますが、年に数回姫路城入口付近で手製の英語紙芝居を実施。東高祭では、それをスクリーンに投影した映像劇を披露しました。また、大手前公園で行われる「国際交流フェスティバル」にも参加するなど、外国人観光客との交流にも積極的に取り組んでいます。

 英語紙芝居で姫路城紹介 高校生が外国人客に

英語の紙芝居を姫路城で披露する姫路東高校ESS部の部員たち=姫路市本町

「平成の大修理」が進む姫路城の魅力を、外国人観光客に伝えようと、姫路東高校(姫路市本町)ESS部の部員5人が英語の紙芝居2話をつくった。姫路城入城口近くで20日午後1時半ごろから披露する。

 2年生の天川和博君と井上翼君、1年生の前東絢香さん、藤井優季さん、井上彩さん。

 顧問の島本陽子教諭や外国語指導助手(ALT)のチップ・ボウルズさん(32)の助言を受け、夏休み前から制作。乾小天守の石垣に使われた石臼にまつわる言い伝えを基にした「姥が石」と、姫路城に急いで行くため、人力車に乗った観光客が、のんびりした車屋に手こずりトラブルに巻き込まれる「車屋」。水彩画計16枚に場面を描き、初めて聞く観光客にも分かりやすいよう練習を繰り返した。

 10月下旬に姫路城で、ドイツや英国の観光客らを前に初披露し、やり取りがコミカルな「車屋」では、外国人観光客が笑う場面もあったという。

 部員たちは「姫路城を訪れる外国人観光客と話す絶好の機会。世界各国の人たちに紙芝居を見てほしい」と意気込む。

(坂本 勝)

  神戸新聞  2010年11月19日 朝刊より


 
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