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学校長 挨拶


 本校は平成26年に学校創立100周年を終えて、今年103年目を迎えている歴史と伝統のある、地域に根ざした高等学校です。大正3年に福崎村立実科女学校として創立され、大正12年には兵庫県立福崎高等女学校と改称され女子教育の名門として地域の人材を輩出してきました。昭和23年に兵庫県立福崎高等学校として男女共学となり、文武両道の学校として発展してきました。現在、全日制課程普通科15学級、約600名の生徒が、校訓「自治・公正・親和」の下、学業や部活動に、いきいきと取り組んでいます。

 昨今のハイリスクな変動に翻弄される社会に対応できる「生きる力」を備えた生徒を育てることを目標に、この福崎高校で時代の変化に合わせて変えるべきことは変え、時代の変化を先取りすべきことは取り入れ、100年の歴史と約3万人の卒業生が築きあげた伝統を踏まえ守るべきことは守る。最近は、「不易」より「流行」が重視される風潮があり、目先の価値観や、短絡的な思考とらわれがちですが、このような時代だからこそ、地に足の付いた思考や見極めが大切と考えます。1世紀の伝統は決して軽くはありません。日々の学校生活の中での、小さなことを疎かにせず、小さな事からの発展で大きな目標がもたらされる。「小さなことからコツコツと・・・」まずはそのような取り組みから始めていきたいと考えます。そして、小さなことが大きなことへ転写するように頑張っていきます。

 最近は世の中に「自分さえ良ければ良い、自分のやりたいようにやる」といった言動があふれ、心ない行為が多く見受けられます。国家の指導者までそのようなことを言い出す風潮の中、この福崎高校は、あえて他人を思いやる優しさを大切にし、メンバー同士で支え合い、助け合っていける場であって欲しいと心から願います。それこそがこの福崎高校の一番の良さに繋がると思うからです。

 とにかく、明るく、楽しく、生き生きとした魅力ある学校づくりを推進し、生徒達が学校生活の中の得られる成功経験も失敗経験もすべての経験がこの後の人生を支えてくれるような学校。高校時代に思ったこと、感じたこと、悩んだこと、好きになったこと、決めたこと、反省したこと、誓ったこと・・・出会った友人等々が今後の人生の宝物になることを願います。

 最後になりますが、子どもたちが「命を大切にした、いじめや体罰のない、安心で安全な学校生活を送れるように、教職員はもとより保護者、卒業生、地域の方々と手を携えて学校づくりとそれを支える人間関係づくりに励んでいく所存です。 「福高」へのご理解とご支援を心よりお願い申し上げ、ご挨拶といたします。

                            平成29年4月 校長 岡野 敦