幼稚園・認定こども園・保育所における本県の幼児教育の質の向上を図るため、家庭との連携等についてのパネルディスカッションや大学教授による具体的な実践をもとにしたこれからの幼児教育についての講演等「全県幼児教育連携促進フォーラム」を開催しました。
1 日時 令和元年6月27日(木)14:40~17:30
2 場所 神戸国際会館 こくさいホール
3 参加者 537名
(1) 国公私立幼稚園教職員、公私立認定こども園教職員、公私立保育所保育士 等
(2) 市町教育委員会指導主事、保育行政担当者 等
(3) 保護者
【 基調報告 】
「兵庫県の幼児教育の方向性」をテーマに幼児期に育みたい資質・能力及び幼児期の終わりまでに育ってほしい姿について教育要領等の改訂、保育の質の向上、行政の体制等について報告しました。
【 パネルディスカッション 】
「『幼児期の終わりまでに育ってほしい姿』を活かした、保育の可視化と発信による連携促進に向けて」をテーマに、家庭や地域との連携の実態や課題、また保育の可視化と発信の工夫等について、幼児教育施設関係団体の代表者等が意見交換を行いました。
[コーディネーター]
神戸大学大学院准教授 北野 幸子
[パネリスト]
兵庫県国公立幼稚園・こども園長会長 岩濵 里江子
兵庫県私立幼稚園協会理事長 濱名 浩
兵庫県保育協会副会長 松山 孝博
兵庫県企画県民部管理局私学教育課長 一幡 孝明
【 講演 】
テーマ「これからの時代に求められる幼児教育」
講師 鳴門教育大学附属幼稚園長
教職大学院教育実践教授 佐々木 晃
鳴門教育大学附属幼稚園での実践を中心に、忍耐力や思いやり等の育成、教職員の指導力向上、小学校との接続の必要性等についてご講演をいただきました。
【 参加者の感想より 】
「具体的な事例を紹介した講演が参考になった」「幼稚園等施設の垣根を越えて研修を深めるきっかけとなった」など、本フォーラムが参加者にとって、今後の実践につながる有意義な機会となったという感想をいただきました。