平成29年度 記者発表資料

 

トップページ記者発表一覧平成30年2月<病原菌における抗菌ガス分解酵素の新機能−キノール依存型NORは ATP合成につながる膜電位を形成する−

 

病原菌における抗菌ガス分解酵素の新機能
−キノール依存型NORは ATP合成につながる膜電位を形成する−

 

発表日(連絡)

平成30227

担当課

兵庫県立大学 播磨理学キャンパス

電 話

0791-58-0101

 

  理化学研究所(理研)放射光科学総合研究センター城生体金属科学研究室のデヴィッド・ヤング国際プログラム・アソシエイト(研究当時)、城宜嗣主任研究員(研究当時、現兵庫県立大学大学院生命理学研究科教授)、當舎武彦専任研究員(研究当時)、兵庫県立大学大学院生命理学研究科の村本和優准教授らの国際共同研究グループは、髄膜炎菌が持つ抗菌ガスの一酸化窒素(NO)の分解酵素がNO を分解するに伴い、生命エネルギーのアデノシン三リン酸(ATP)の合成につながる膜電位の形成を引き起こすことを発見しました。
  本研究は、英国の科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されるのに先立ち、オンライン版(2 月26 日付け)に掲載されました。
  本研究は、日本学術振興会(JSPS)科学研究費補助金基盤研究B「酵素超分子複合体形成による効率的な細胞内連続化学反応機構の解明」及び基盤研究S「一酸化窒素の生体内動態の分子科学」の支援を受けて行なわれました。
 プレスリリース(PDF386KB)

 

 

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