兵庫県教育委員会 こころん
平成11年度記者発表資料

Press Conference Data

発表日:平成11年6月18日


   平成11年度 いきいきハイスクール事業について

1 発表項目名
 平成11年度 いきいきハイスクール事業について

2 発表(配布)日
 平成 11年 06月 18日(金)

3 担 当 部局名
 教育委員会事務局 高校教育課 生徒指導係

4 内 容
  
1 趣旨
 各高等学校が、生徒たちの夢や感動を大切にする様々な体験活動を実施したり、地域の人々等と交流する活動に取り組むことにより、いきいきとした特色ある学校づくりを推進する。

2 実施校
 県立高等学校 161校
〔内訳〕 全日制 129校 定時制 24校 通信制 2校 分校 6校

3 実施内容について
 実施校数 【 】内は前年度
(1) ボランティア活動に関するもの  88校(54.7%) 【 90校(55.9%) 】
(2) 地域とのかかわりが深いもの   73 (45.3 ) 【 69 (42.9 ) 】
(3) 勤労生産的なもの        33 (20.5 ) 【 43 (26.7 ) 】
(4) 国際理解教育に関するもの    29 (18.0 ) 【 33 (20.5 ) 】
(5) 文化的なもの          28 (17.4 ) 【 31 (19.3 ) 】
(6) 創意的なもの          23 (14.3 ) 【 23 (14.3 ) 】
(7) 体育的なもの          15 ( 9.3 ) 【 15 ( 9.3 ) 】
(8) 環境教育に関するもの      10 ( 6.2 ) 【 11 ( 6.8 ) 】
            延べ件数 299件 【315件 】
            1校平均  1.9 件 【 2.0 件 】

4 本年度の特徴
(1)各高等学校は、特色ある学校づくりを目指して事業内容を工夫し、より一層の充実を図っている。
(2)各学校は、特色の一層の明確化、定着化を図り事業を計画した結果、前年度より、さらに件数が減少した。
(3)実施内容としては、ボランティア活動に関するものが最も多く、地域とのかかわりが深いものと勤労生産的なものがそれに次いで多い。
(4)保護者、地域の人々、保育園児、幼稚園児、小・中学生等と交流する活動がほとんどの学校で取り入れられている。

5 具体的な内容(主なもの) 平成11年度

【ボランティア活動にかかわるもの】
・フィールタウン青垣−感動と共生を求めて(氷上西)
  丹波布を使った小物を製作しお年寄りに贈る。老人ホームを訪問し、手話講習会を開催する。また、独居老人へ給食配送サービスを行い、高齢者介護実習を行う。
・地域と共に歩む福祉・ボランティア活動(志知)
  手話学習。老人会とゲートボール交流。盲学校・養護学校訪問交流会。老人ホーム等訪問。独居老人等への通信奉仕活動(暑中見舞 )。校外清掃活動。

【地域とのかかわりが深いもの】
・地域と共に歩む学校をめざして(西脇)
  播州織の産地であることを利用して、播州織のティッシュケースを製作し、交通安全運動のとき配布したり、地場産業の開発機構主催のファッションショーへ参加し、活動の概要をインターネットで紹介する。
・「ひかみみどりの体験村事業」(氷上)
  地元の児童生徒等を対象に、 交流学習農園や小動物園を開く。また、パン、味噌、 醤油、あまごの甘露煮などを、高校生が指導して作る。
・こころの光る浜坂づくり 地域と生きる「浜っ高生」(浜坂)
  老人ホームを訪問し、ホームの方々や地域の人々と一緒になってハートフルコンサートを実施。また、地域の幼・小・中と連携した絵画展を実施したり伝統芸能「麒麟獅子舞」を地域の保存会の人達から学ぶ。
・ものづくり・ふれあい(姫路工業)
  工業高校の特性を生かした「ものづくり」による交流では、幼・小・中・養護・聾学校等の児童生徒と「玩具」「絵本」「ポン菓子」等を作りふれあいを実践する。また、お城・バス停等の清掃活動や児童用劇のボランティア公演等で地域との交流を図る。

【勤労・生産的なもの】
・ビバ!フラ・ベジ明北ガーデン(明石北)
  休耕田を利用し、生徒・教職員・保護者・地域住民が自ら耕し、播種・除草を行い、野菜等を栽培して、生徒・教職員・保護者・地域住民とともに収穫する。

【文化的なもの】
・めざそう「はつらつ舞子」
  校区内の幼・小・中・高校の生徒・教職員・保護者・特別養護老人ホームや地域住民が参加する「学が丘コンサート」を吹奏楽部を中心に体育館で実施する。
・自ら学ぶ態度でとりくむ、いきいき事業(三木北)
  読書の活性化のために、読書感想文を提出し、作品に対する読解コンクールを実施する。また、小学生を集めて読解コンクールを実施して、交流する。

【国際理解教育に関するもの】
・こころとこころの交わり(国際理解)(兵庫)
  国際理解読書会・発表会・討論会を実施して、外国の人たちを招くインターナショナルデーを設定し、国別に研究したことを発表し、各クラスに分かれて交流する。
・Global Mindを育てる。(柏原)
  姉妹校との留学生交換や講師を招いての国際理解講座を開催する。また、フィリピンの火山の麓に住む「アエタ族」との交流を深める中、砂漠化の中でも栽培可能な「葛」の植生とその利用法を学習し、日本で採取した種子を現地で発芽させ、育てている人々との結びつきを深める。

【創意的なもの】
・1.ものづくりリーダ養成研修会2.ものづくり実践3.ものづくり成果発表(飾磨工業)
  各クラス単位でものづくりリーダを中心に学科の特徴を生かした「ものづくりに取り組む。地域の小学生を対象にした「ものづくり体験講座」の実施。
・地域に開かれた、未来に羽ばたく豊岡実高(豊岡実業)
  大型店舗のロビーを借用し、地域のこどもを対象に、手作り木工教室を開き交流を深める。また、クリスマスツリーを制作し、(電気工事も含む)幼稚園に設置し交流を図る。学校周辺の街灯取り付け工事を実施する。

【体育的なもの】
・創造・挑戦・飛躍をめざす神崎高校づくり(神崎)
  生徒・教職員・保護者・地域住民と共に30q夜間踏破遠足。(オールナイトハイク)
・相産ペ−ロンいきいき海上運動会(相生産業)
  地域の協力下での全生徒・教職員・PTA・地域住民で行うペ−ロン競漕。

【環境教育に関わるもの】
・人間愛を育てるボランティア活動と豊かな自然を残す環境保全(上郡)
  千種川に棲息する生物の追跡調査をし、千種川の水質を定期的に調査して、河畔を清掃する。また、牛乳パックの再利用などのリサイクル活動に取り組む。
・郷土の自然を尊び、国際交流を深め、共生の大切さを学ぶ。(川西緑台)
  校内に咲く花や出現する動物の観察記録する。また、校内生物図鑑を作成し、コンピュータに各種毎に画像として取り込み保存する。

【震災に関わるもの】
・インターネットによる教育復興の発信(芦屋)
  生徒、学校、地域の人々の心の復興やレポート・写真による現実的な復興状況を生徒がとらえ、インターネットを使って世界に発信し、交流を図る。
 地域の中学校にホームページの一部を提供。



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