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兵庫県教育委員会

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教育委員の活動

 兵庫県教育委員会では、「兵庫県教育委員会活動方針」に基づき、次の活動を行います。 (平成29年度活動方針)

▊ 移動教育委員会の開催

  広く県民に本県教育行政への理解を深めていただくため、移動教育委員会を県下各地で開催します。

▊ 学校現場等の視察

  県下各地域の教育現場の現状を実地に把握するため、学校現場及び社会教育施設等を視察し、教職員等との意見交換を行います。(年4回)

▊ 出前授業

  県立学校の生徒を対象に学校現場において、教育委員がそれぞれの専門分野を活かした授業を実施します。(各委員年間2回程度)

 こうした教育委員の活動について、このページで順次、お知らせします。


平成29年度の活動

    ○平成28年度の活動記録はこちら

6月22日(木) 移動教育委員会(南但馬自然学校)にあわせて、視察を行いました。

1 朝来市立山口小学校の視察
  山口小学校は、明治32年に3つの尋常小学校が合併して設立されました。校区は、円山川とその支流に開けた平地に
 いくつかの谷を有した自然に恵まれた校区です。「学ぶことが楽しい学校」を教育目標に、ふるさとを愛し、誇りに思い、
 たくましく自立した児童の育成をめざしています。
  朝来市では平成26年度から29年度まで文部科学省の「英語教育強化地域拠点事業」の研究指定を受けて、小・中・高
 校が連携した系統性のある英語教育を実施しています。
  はじめに、山本校長が学校概要について話されました。山口小学校では、英語を用いたコミュニケーション能力の向上
 をめざし、グローバルな人材を育成するために、週に1,2時間の英語の授業の他、授業以外のEE(Enjoy English)   
 Timeなどを活用して、日常的に英語の歌やゲームなどみんなで楽しく英語に触れる取組をしています。
  英語教育におけるユニバーサルデザイン化、授業の流れのパターン化の共有など教員の指導力を向上する取組につ
 いて説明されました。
  次期学習指導要領で教科化される英語教育の授業の在り方や、ALTと専科の教諭と担任の組み合わせ方をどのよう 
 にしているのかなどの課題等について、教育委員と活発な意見交換を行いました。

            

                                          
  概要説明の後、全学年で行う学校EE(Enjoy English)Timeと3校時の授業を視察しました。放送された音楽に乗って元 
 気な声で英語の歌を歌っている低学年の様子や、4年生の外国語活動では英語であいさつし、ALTの先生に続いて発音
 練習をしたり、会話の練習をしていました。5年生の国語の授業では、友だちが発表した「自然学校」の活動報告書に対
 するアドバイスを考えたり、自分たちの活動報告書を修正したりしていました。また、6年生の英語の授業では、日本文化
 をポスターにまとめて紹介することをねらいとして、必要な表現練習や自分の紹介したい文化をグループの中で伝えあっ
 たりしていました。どのクラスも児童がいきいきとして、大きな声で発表したり発音して、活発に授業を受けていました。
  授業視察後の給食は、地元産の米飯、夏野菜のそぼろ煮、野菜の即席漬けと鯖の塩焼きの献立を提供いただき美味
 しくいただきました。

    

2 南但馬自然学校の視察
  南但馬自然学校は平成6年度に開校しました。学校教育の場を豊かな自然の中に移して行う児童・生徒の自然学習、
 体験学習、集団生活等を通じて、自然、人及び地域とのふれあいを深めることによって、こころ豊かな青少年を育成する
 ことを目的としています。
  まず、食堂、大屋根広場や宿泊棟などの施設を視察しました。続いて、自然学校活動中の児童が隠れ家づくりをしてい
 る様子を見学しました。友だちと協力しながら、丸太やロープを使ってブランコや屋根のある隠れ家を作っていました。見
 晴台からは竹田城跡も展望することができました。
  その後、服部校長から施設概要説明を聞きました。自然学校のみならず、それ以外に年間57団体19,000人以上の利 
 用があり、自然学校の中核施設として自然学校指導者研修や出前講座等を実施しているほか、一般県民対象事業につ
 いても説明がありました。
  教育委員からは、「自然学校の活動プログラムの目的は何か」、「管理された自然を自然だと子どもたちが勘違いしな 
 いか」などの質問が出ました。施設内の鹿による被害の問題や、集団生活が難しい子どもたちのケアなど、教育委員と 
 活発な意見交換を行いました。

                  

           

3 定例教育委員会の開催
  第6回定例教育委員会を南但馬自然学校の但馬ふるさと館で開催しました。会議では、「平成30年度兵庫県公立高等
 学校入学者選抜に関する基本方針の件」や「兵庫県立人と自然の博物館協議会委員の委嘱(任命)の件」などについて
 議論がなされました。

          

  朝来市教育委員会、朝来市立山口小学校、南但馬自然学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


6月20日(火) 牧村教育委員が相生産業高等学校で出前授業を行いました。

   平成29年6月20日(火)、牧村教育委員が相生産業高等学校全生徒約600人を対象に、「未来へ挑戦するテクノロジ
 ー」をテーマに、出前授業を行いました。

  はじめに、牧村教育委員がこれまで技術開発で携わってこられたテクノロジーの紹介から授業が始まりました。スクリー
 ンには、最先端のテクノロジーを結集した、航空機、新幹線、LNG船、モーターサイクル、ロボット、発電システム…など
 が、次々と映し出され、多くの技術者達が共同で新製品を開発していく姿や、迫力ある動画に、生徒達は見入っていまし
 た。
  次に、環境に配慮したエネルギーとして大いに期待されている、水素を燃料として走るクルマ(燃料電池車)や、水素発
 電のテクノロジーを紹介されました。海外から安価で大量に水素を供給する独自システム構築に向けた国際的な取組
 み、2020年東京オリンピック・パラリンピック選手村等が水素タウンとして整備される方向であること、地元・神戸でも環境
 未来都市として水素が活用されていく予定であることなど、水素の多角的活用を通して、環境に配慮した社会の実現に
 向けた取組みが各方面で展開されていることを紹介されました。
  最後には、技術開発部門でのこれまでの経験から、企業ではチームが大切であり、一人だけでは大きなプロジェクトは
 成し遂げられない。チーム全員が将来ビジョンを共有し、課題に対して一人一人がそれぞれの立場で責任を持って取り
 組み“チームで響きあう”ことが重要であると述べられました。また、そのチームを構成する「人」が最も大事であり、将来
 を意識し、実現するために自ら課題を設定し、取り組むことができる“人財”に、また、様々な経験を積み、チームを成功
 に導くことができる“人財”になって欲しいと伝えられました。

  生徒達から、「これまで研究開発で思い出深いプロジェクトは何か。」「川崎重工業は、どのような人材を望んでいるの
 か。」等の質問が出され、生徒のテクノロジーや企業の取組への関心の高さがうかがえました。総合技術力を結集した最
 新のテクノロジーの開発とそれらを支える「チーム」「人」について学んだことは、生徒達にとって将来を考える良い機会に
 なりました。

               

6月5日(月) 小澤教育委員が尼崎稲園高等学校で出前授業を行いました。

 平成29年6月5日(月)に県立尼崎稲園高等学校で、小澤教育委員が1年次の生徒281名を対象に「医学と物理」をテーマとして、出前授業を行いました。

 授業の最初に地球と太陽の関係から磁場について説明されました。
 太陽から発せられた多量の荷電粒子がそのまま地球に到達すると全ての生物が死滅してしまうが、地球内部の外核の対流から発生する「磁場」の恩恵を受け地球は守られ、人が地球上に生存できていることを解説されました。
 また、新聞記事からNASAの火星への移住計画に対して、火星には磁場がなく太陽光から守るシステムがないため、生物が生存できる環境を作ることは難しいのでないかと話されました。
 また一方、磁場発生に必要な外核対流の熱源であるウラニウム自然崩壊過程で発生するヘリウムガスは、MRI等で利用され、医療現場では命を守る非常に重要な役割を担っているが、日本はヘリウムガスを全て輸入に頼っているため、代用となる液体窒素による高温超伝導の研究が進められており、未来の医療に対する期待を述べられました。

                            

 がん治療の最先端施設である兵庫県立粒子線医療センターは、世界中から様々な分野の研究者が集まっている。このようなことから医療分野は「様々な分野の知恵の結集」であり、医者だけでは到底成り立たたない分野である。この例から、一見自分には関係ないものと思われることにも、興味を持ってほしいと生徒達に想いを伝えられました。

 また授業の最後には、文書能力では起承転結が重要であること、また、睡眠をしっか
りとることが頭の働きを良くしていることを紹介され、教育委員として今後の高校生活を
良いものにしていってほしいとエールを送られました。




兵庫県教育委員会事務局
兵庫県神戸市中央区下山手通5-10-1 (3号館)  電話 078-341-7711(代表)
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