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兵庫県教育委員会

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教育委員の活動

 兵庫県教育委員会では、「兵庫県教育委員会活動方針」に基づき、次の活動を行います。 (平成28年度の活動方針はこちら)

▊ 移動教育委員会の開催

  広く県民に本県教育行政への理解を深めていただくため、移動教育委員会を県下各地で開催します。

▊ 学校現場等の視察

  県下各地域の教育現場の現状を実地に把握するため、学校現場及び社会教育施設等を視察し、教職員等との意見交換を行います。(年4回)

▊ 出前授業

  県立学校の生徒を対象に学校現場において、教育委員がそれぞれの専門分野を活かした授業を実施します。(各委員年間2回程度)

 こうした教育委員の活動について、このページで順次、お知らせします。


平成28年度の活動


2月17日(金) 清水教育委員が出前授業を行いました。

 平成29年2月17日(金)に、清水教育委員が県立長田商業高等学校で「生きる力としてのリーダーシップ」をテーマに出前授業を行いました。卒業式間近で、4年生を除く1~3年生40名を対象に、様々な場面等をイメージさせながら、リーダーシップとは、「人に『生きる力』を与えられる人」であると話され、授業を進められました。

 

 最初は、キャンプのお話。キャンプで火を起こすこと、食事をつくることを例えに、どうしようかなぁ、ああでもない…こうでもない…と考えることがリーダーシップの基本。次に、赤ちゃんが泣くお話。赤ちゃんが泣くことは、機嫌(お腹が空いた、お尻が気持ち悪い)を良くするための問題解決行動と言える。困難を知らせ助けを求める、生きるために欠かせない行為「生きる力」である。これもリーダーシップと言えないか。また、ディズニーランドのキャストを例えに、リーダーシップは分担し合うことが大切であると話されました。
 人は幸せを求めて頑張ろうとする。そして、失敗を重ねて賢くなる。これが試行錯誤(トライ&エラー)。ギブアップしない、試行錯誤を重ねることが、問題解決行動になると話されました。困難な時には、ユーモアを持つことも重要で、ダメな自分を笑えることがユーモアであり、ユーモアは人を救うし、自分をも救うことになると話されました。
 問題解決行動は、問題に気づく力(意識力)が基本。眺めるだけでなく、意識して見る。こだわりを外して見ると、違うものも見え、感じることもできる。 視点を変え視野を広げれば、新しい気づきに広がり、面白くもなる。
 最後に、人は、必要とされ、認められ、褒められ、人の役に立つと、生きている心地がするし、嬉しくなる。リーダーシップとは、自分自身が汗をかいて試行錯誤して、身近にいる人に経験と実感のチャンスを与えること、自分から相手に心を開いて関わることもその一つ、とアドバイスされました。


1月26日(木) 小澤教育委員が出前授業を行いました。

 平成29年1月26日(木)に、小澤教育委員が県立兵庫高校で「医学と物理」をテーマに出前授業を行いました。医学に興味をもつ、1・2年生の生徒26名に向けて、「医学は一人の力で成り立つものではなく、様々な分野の研究の上に成り立つ学問である」と話され、幅広い分野での話が展開されました。

 

 まず、「私たちのいる環境はどういった状況にあるのか知ってもらいたい」と、映画「THE CORE」の話を交えながら、地球内部の外核で起きているウランの自然核崩壊が数千度という高温を維持し、対流で発生する電流から形成される磁場が太陽風から地球・人類を守る防壁となっていることなどを説明されました。また、NASAの火星に関する研究から、地球以外の惑星での人類定住の未来についても話されました。
 続いて、外核でのアルファ崩壊時にヘリウムガスが発生していることを説明され、ヘリウムガスはMRIやリニアモーターなどで利用される重要で不可欠な資源だが、日本では生産できず、貴重であることや、ヘリウムガスの代用となり得る液体窒素による超伝導の研究が将来の実用化に向けて進んでいることも紹介されました。
 さらには、授業では数式から数値を導くなかで、数値を導く起点となる測定可能な数値の重要性も話されました。数式を解く時にも、測定可能数値はどれなのかを意識しておくと、実験計画を考える際に役立つなど、今後の勉強のポイントも伝授されながら、「様々な分野での皆さんの努力が将来は医学に結びつく」と激励されました。
 生徒たちはまだ見慣れない数式や幅広い分野の話を聞いて、刺激を受けた様子で、医学にさらに興味を持ったと話していました。


1月12日(木) 清水教育委員が出前授業を行いました。

 平成29年1月12日(木)に県立伊和高等学校の1年生57名を対象に、清水委員が「生きる力としてのリーダーシップ」というテーマで出前授業を行いました。

 

 最初に、困ったときや行き詰まったとき、あなたならどう対処するかという質問が投げかけられました。例えば、初めてのキャンプで火起こし、炊飯、出会ったばかりの仲間とどのように会話するか等、これまでの自分が経験してきたことをどう生かすか試される時であり、リーダーシップとはそういった問題に対する解決行動をとることだと切り出されました。
 困ったときは、試行錯誤しながら、ふと立ち止まって以前のことやこれで良いかを考え、ユーモア(ダメな自分を笑えること)のセンスを持つことも生きていく上での知恵だと話されました。
 そして、問題解決行動には、①問題を見つけ気づく能力(意識力)②問題を構想し、対応策を練る能力(構想力)③自分や人を動かし計画を実践する能力(実践力)の三つの力が必要であると言われました。
 また、ディズニーランドのキャスト達の仕事を例に、安全・礼儀作法・エンターテイメント・効率性という目的達成のため、キャスト達がいかに喜びながら働いているか実話を交え、チームワークとは、成果や目的に向けて個々のメンバーがリーダーシップを分担し合うことだと説明されました。
 そのようなチームの活動や共に生きる人との出会いから、時には認められたり、好かれたり、必要とされたり、役に立つと、人は生きる実感や感謝の気持ちを持つようになり、人生が変わることもあるとご自身の経験も交えながら話されました。
 そして、真のリーダーとは「人に生きる力」を与えられる人で、そのような人に皆さんもなってくださいとエールを送られました。


12月7日(水) 小澤教育委員が出前授業を行いました。

 平成28年12月7日(水)に、小澤教育委員が県立神戸高校の医学部を志望する1年生~3年生の生徒25名に対して「医学と物理」をテーマに出前授業を行いました。

 

 教育委員は最初に、「医学は総合的な学問であり、様々な分野の知恵の結集として医学がある」と話され、物理学などの分野から、地球内部で起きているウランの自然核崩壊で発生する熱が、鉄を主成分とする外核の数千度という温度を維持し、その対流で電流が発生し、それが地球磁場を形成し、その磁場が太陽風から人類を守っていること、ウランのアルファ崩壊時にヘリウムガスが発生することなどを数式を用いながら説明されました。
 そして、このヘリウムガスはMRI等で利用されるなど、医療現場では欠かせないものであると話を続けられ、高価なヘリウムガスの代わりに安価な窒素を利用する研究も紹介し、物理学や化学、数学など様々な学問が医学と深い関わりがあることを示されました。

 生徒たちは、学問で結びついた広い分野の話や、大学進学後の研修など日本の医学教育の具体的な話を真剣な眼差しで聞き入っていました。
また、教育委員の学生時代の授業ノート、博士論文も手にとって見ることができ、生徒たちはその量の多さに驚きながらも見入っていました。

 講義の最後には生徒たちに「広い立場で様々なことを学んでほしい、学んだことは必ずどこかで役立つ。実際の医療現場は地味で、辛いこともあるが、相手の人を思う気持ちを忘れずに立派なドクターになってもらいたい。」と期待を込めたエールが送られました。


11月28日(月) 牧村教育委員が出前授業を行いました。

 平成28年11月28日(月)に、牧村教育委員が県立明石南高等学校第2年次273名の生徒を対象に「未来に向けて挑戦するテクノロジー」をテーマとした出前授業を行いました。

 

 長年、牧村委員が川崎重工業株式会社で携わってこられた技術開発部門での経験を交えながら、陸・海・空へ向けたテクノロジーの頂点を目指す「ものづくり」の面白さについて講義されました。高校生にもイメージできるように、臨場感あふれる迫力のある音声と映像資料を用いて、モーターサイクル、海外高速鉄道、水素事業について紹介がなされました。
 特にモーターサイクルの開発では、単なる移動手段としてではなく、一緒に鼓動して走る喜び・躍動感・加速感という「パワー」だけでなく、「環境性」という性能と両立させるため、エンジンに圧縮空気を送り込むスーパーチャージャーの開発、ライダーにとって空気抵抗が最小になるような形状等、さまざまな技術を結集して作りあげる製品の開発過程について説明されました。

 また、海外高速鉄道の車両開発では、衝突しないことが前提である日本の新幹線とは異なり、海外の広大な森林地帯などでは専用軌道ではなく在来線を走行するため、乗用車や動物等との衝突に考慮した丸みを帯びた先頭形状が望ましい一方、空気抵抗を減らすための鋭い先頭形状という相反する課題(二律背反)を解決し、製品を開発する難しさについて説明されました。強度のスペシャリストと空気抵抗のスペシャリストなどがチームで議論し、最終的に双方の条件を満たす最適な先頭形状を見出す開発に至った例をあげ、様々な課題をチームで取組み、目標達成のため全体の最適を見つける大切さを話されました。

 生徒からは、モーターサイクルの空気抵抗を減らすために航空機の設計が利用されていることに驚いたことや、一つの事を違う視点から見て、目標達成に向けて取り組む考え方を身につけ、将来に活かしたいといった感想がありました。


11月10日(木) 移動教育委員会(阪神南)にあわせて、学校等視察を実施しました。

1 芦屋特別支援学校の視察
 芦屋特別支援学校は、阪神間の知的障害児童生徒の増加に対応するため平成22年に開校しました。「元気な体と明るい心を育てる」、「自ら進んで遊び、学び、働く力を育てる」、「自分の考えや気持ちを表現し、伝える力を育てる」、「友だちや周囲と協力して行動する心と態度を育てる」という教育目標を掲げています。
 まず、森下校長から学校概要説明がありました。子どもたちの障害の程度や発達段階を踏まえ、個々の教育ニーズに応じ、自立した生活につながる力を高める取組や「合理的配慮の提供を見据えた教育実践」の取組について説明がありました。また、地域の小中学校や高校との学校間交流の取組例として、高等部の生徒が西宮高校、国際高校、舞子高校の生徒達と運動会等の行事や部活動、生徒会活動等を通じた交流や共同学習をしていることを紹介され、個別の指導計画や教育支援計画の充実についても、教育委員と活発な意見交換が行われました。

  

2 芦屋市立潮見中学校の視察
 芦屋市立潮見中学校は、昭和54年の開校で、自分を大切に「鍛錬」、人を大切に「尊敬」、物を大切に「愛情」、街を大切に「感謝」を教育目標に掲げ、笑顔あふれる学校を目指しています。まず、今村校長から学校概要説明がありました。学力向上の取組として、授業公開や教師相互の授業参観を積極的に行い授業改善と工夫に努めるとともに、各教室に設置されたプロジェクターを使い、タブレットと連結した授業を行っています。
 概要説明の後、1,2年生の授業を視察しました。1年生の数学の授業では、4人一組の班で方程式を利用して様々な問題を解くことについて、2年生の技術の授業では、電気機器の点検について学び、電気の事故を考え、安全に利用するしくみを知ること、国語科の授業では、筆者の見方や感じ方について、自分の考えを根拠を明らかにして述べ合うというものでした。どの生徒も積極的に授業参加し、真剣に学ぶ姿を見ることが出来ました。
 授業視察の後は、平成27年10月に完成したガラス張りの明るいランチルームで、栄養教諭の方から御食国・淡路の食材を使った献立について分かりやすく説明を受け、食材に淡路産の鱧を使った給食を美味しくいただきました。

   

3 西宮高等学校の視察
 まず、講堂での生徒による歓迎演奏で、フルートとバイオリンとピアノのソロ演奏を披露くださいました。いずれの生徒もコンクール等で最優秀賞を取った経歴を持つ素晴らしい演奏で、息を呑んで一心に聞き入りました。その後、藤田校長から学校概要説明がありました。西宮高等学校は、グローバルな視野で「自ら学び、自ら考え、自ら行動する」人づくりに取り組んでいます。入学時に各生徒に県西手帳を配付し、授業でそれを活用し、時間の可視化を図り、各生徒が時間の使い方を考え、時間管理ができるように取り組んでいる例などについて、教育委員と活発な意見交換を行いました。
 概要説明の後、2年次の音楽、3年次の探究世界史と化学の授業を視察しました。音楽の授業では、研修旅行先のハンブルク音楽院でレッスンを受ける楽曲の学習や個人レッスンの様子を、探究世界史の授業では、世界恐慌の発生要因とニューディール政策の内容について、化学は物質の酸化と還元についての授業を視察しました。

   

4 定例教育委員会の開催
 午後3時30分から定例教育委員会を西宮高等学校の大講義室で開催しました。会議では、「兵庫県教育功労者表彰の受賞者決定の件」や「兵庫県立特別支援学校の設置及び兵庫県立特別支援学校の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例制定に係る意見申出の件」などについて議論がなされました。

 

芦屋市教育委員会、芦屋市立潮見中学校、県立芦屋特別支援学校、県立西宮高等学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


11月2日(水) 牧村教育委員が出前授業を行いました。

 平成28年11月2日(水)、牧村教育委員が県立加古川北高等学校で「未来に向けて挑戦するテクノロジー」をテーマとして出前授業を行い、第1年次319名と第2年次315名の生徒たちが受講しました。

 

 授業では先端技術を集めた航空機、船舶、鉄道車両やモーターサイクルについて動画もふんだんに使用して紹介されました。動画では次世代モーターサイクルの迫力のサウンドも伝わり、生徒たちは時に笑みをこぼしながらテクノロジーの魅力に目を引きつけられていました。
 また、航空機の技術をモーターサイクルに応用したテクノロジー等を例に、開発過程の苦労や試行錯誤にも触れながら「ものづくり」の魅力を伝えるとともに、背反する様々な開発課題に対して各分野の専門家が意見をぶつけ合い、チームで全体最適を見出すなど、難題を乗り越える方法についても示されました。さらに、将来に向けた取組として、水素需要の拡大を見据えたプロジェクトを、将来ビジョンとそこに至るロードマップや、コスト・技術・用途などから多角的に紹介され、水素社会のイメージを示されました。

 授業のまとめでは生徒たちに向けて、将来それぞれの分野に進んで働く時も、困難な課題を一人で解決することはできず「チームで響き合う」ことが大切であるとした上で、課題に対してそれぞれの立場で解決に向け努力してほしい、未来志向で改革を意識した人材、与えられた例題を解くのではなく自ら例題を創れる人材になってほしい、と述べられました。そして、まずはしっかりと勉強して左脳を鍛えてほしい、また芸術や文学に親しむことや何かに没頭することで右脳もバランスよく鍛え、情報の少ないカオスな状況下でも大まかな答えをイメージできる「第一直感」を磨いてほしい、と激励されました。

 テクノロジーをテーマとした講義でしたが、先端技術の開発現場を切り口に仕事の魅力や社会で求められる能力について実例を通して紹介され、生徒たちにとっては理系・文系を問わず、就職先を考える前に「自分が何をしたいのか」を早い段階で考える機会となりました。


10月6日(木) 第2回兵庫県総合教育会議を開催しました。

 知事と教育委員会が本県の教育の課題やあるべき姿を共有し、効果的な教育行政の推進につなげるため、兵庫県公館において第2回会議を開催しました。

 

 会議には知事と教育委員が出席し、本県教育施策の平成29年度重点施策の方向性や、知事部局と教育委員会が連携して取り組みたい事項などについて話し合いが持たれました。

会議の資料等はこちら


9月26日(月) 玉岡教育委員が出前授業を行いました。

 平成28年9月26日(月)、玉岡教育委員が県立加古川西高等学校で「こころの教育-神と仏と日本人-」をテーマとして出前授業を行いました。

    
  
 今回授業を受ける生徒たちは3年間を通して外国語、コミュニケーション、日本の文化などについて学びを深め、国際社会で活躍できる人材の育成を図る国際市民類型の1年生ということで、授業は玉岡委員自らの海外での経験談から始まりました。日本と異なり多くの国では自分が信じる宗教を自覚しているのが普通であり、自分の信じるものを語ることができる人の方が信頼されるという文化があることをまず紹介し、日本人のアイデンティティを確認することを基本に「こころの教育」として話を展開されました。

 玉岡委員の著書から抜粋した大神神社と四天王寺、日本最古の宗教戦争の物語を資料として配付したほか、山・滝・巨木や寺社仏閣など日本で伝統的に信仰の対象とされてきたものを画像で示して分かりやすく説明されました。「皆さんはクリスマスをお祝いしますか」「お盆にはお墓参りに行きますか」「初詣はどうですか」といった問いかけや、生徒たちによる配付資料の読み上げなどもあり、生徒たちは自身の心の背景と向き合いながら授業に参加しました。
 また、蘇我氏と物部氏を中心とした神仏の戦いを見ていき、現代にも受け継がれる敗者への敬意と寛大さを知りました。そして神道的なものや仏教的なもの、またそれ以外のものも受け入れる日本人の心を歴史から学びました。

 授業を受けた生徒からは、「最初にタイトルを聞いたときはどんな話だろうと思ったが、話を聞くうち一つ一つが繋がっていき、とても興味深かった。」「生活の中にある神や仏との関わりでも、今回の授業を生かして違いを意識し、学んでいきたい。」と感想を述べていました。
 これからの高校生活を通して国際社会で活躍できる能力を高めていこうとする生徒たちにとって、自分たちの土台を築く機会になりました。

県立加古川西高等学校のHPはこちら


9月15日(木) 移動教育委員会(播磨西)にあわせて、学校等視察を実施しました。

1 たつの市立龍野小学校の視察
 周囲に城下町の風景が今も残る龍野小学校は、明治6年に開校しました。古い歴史と伝統、数々の文化遺産に恵まれ、偉人・賢人・文化人を輩出してきた龍野の風土を大切にし、三木露風作詞である校歌の歌詞に心通わせ、「きよき心と力」を校訓に知・徳・体の調和のとれたこころ豊かで自立した児童の育成をめざしています。
 はじめに、蔭山校長先生から学校の概要について説明がありました。教員の平均年齢が43歳でベテラン教員と若手教員の二極化が見られること、児童に対しては、キャリア形成を支援する観点に立ち、小学校の時から中学校の生活を意識するよう、課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等の能力を育みながら主体的に学習に取り組む態度を養っているとの説明がありました。
 また、児童は日頃から地域の活動に積極的に参加しているので、ふるさとを大切にする意識が自然に醸成されている様子や、揖保川の近くに学校があるため、国土交通省近畿整備局の水防訓練で土嚢づくりや洪水時の水流体験をしたこと等について、教育委員と活発な意見交換を行いました。

   

 概要説明の後、1年生の国語の授業を視察しました。片仮名を正しく読んだり書いたりできるように、教科書の絵を見て片仮名の言葉を見つけて書いたり、チラシ等から片仮名を集めたりしていました。4年生の音楽の授業では、赤とんぼの歌詞が表す情景や旋律の音の動きについて考え、強弱を工夫しながら歌っていました。また、三木露風作詞の校歌を斉唱で聞かせてくれました。
 授業視察の後の給食では、地産地消の取組として、地元たつの市産の米を使った米飯、夏が旬の野菜である冬瓜を使った献立で美味しくいただきました。また、給食トレイには一人一人に名前を書いたカードと、手作りの赤とんぼのブローチがあり、おもてなしの心を感じました。

 

2 「高校生の店 龍北工房」の視察
 龍北工房とは、龍野北高校定時制課程商業科3年生が主となって企画・運営する商業実践型常設店舗です。商業科で学ぶ簿記や情報等の知識と技術を実社会の経済諸活動に活かすための学習の場として、平成25年7月に龍野町下川原にオープンしました。工房では、地元企業主や町づくりの専門家等多くの方々に支援いただきながら、企業運営のノウハウを学びつつ、印刷・陶芸・皮革・食品の4部門で受注、生産等の作業を行っています。
 企画・運営で苦労していることやうれしかったことなどについて教育委員と活発に意見交換を行いました。蒸したての醤油饅頭と一つ一つ丁寧に淹れられたコーヒーのおもてなしを受けました。

   

3 龍野北高等学校の視察
 龍野北高等学校は、平成20年に龍野実業高等学校と新宮高等学校が発展的統合を遂げて開校しました。電気情報システム工学科、環境建設工学科、総合デザイン科、総合福祉科、看護科、看護専攻科を、定時制課程では商業科を設置し、多様な学びの場によって高度な技術や技能を身につけ、「まちを支える人づくり スペシャリストへの道~世界を視野に入れ、日本一の学校を目指す~」をスローガンに特色ある教育を推進しています。
 施工実習室や介護実習室などすばらしい設備の整った実習授業を視察しました。

   

4 定例教育委員会の開催
 第11回定例教育委員会を龍野北高等学校会議室で開催しました。会議では、「9月補正予算(緊急経済対策)教育関係予算案に係る意見申出の件」や「旧高等学校奨学資金貸与規則の一部を改正する規則制定の件」などについて議論がなされました。

 

たつの市教育委員会、たつの市立龍野小学校、県立龍野北高等学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


9月8日(木) 長田教育委員が出前授業を行いました。

 平成28年9月8日(木)に、長田典子教育委員が県立宝塚北高等学校の普通科2年生240名を対象として「感性を科学する-心理学・脳科学・アートを融合した価値創造に向けて-」をテーマに出前授業を行いました。

  
  
 人の感覚を数値化するのは、次の社会にどういうものを作ればいいのか、新しい価値の創出を考えるうえで非常に有益だと述べられ、パトライトやマイクロバブル、ピアノのCGアニメーションなどの研究について説明されました。
 その中で、少しのアイディア、工夫からグローバルな研究が生まれている、と話されました。
 また、文字や音に色が見えるという「共感覚」についても話され、みんなが生まれた時には見えていたかも、といった話に生徒たちは大変興味深く聞き入っていました。
 最後には、「今後は文系理系の枠を超えたイノベーションが求められる。新しい価値の創出や社会貢献を考えられる人になってもらいたい。そのために今は、基礎学力を身につけることが大切だ。」と述べられ、「とがったセンスを磨いてほしい、失敗をたくさんして、そこからたくさん学んでほしい。」とエールを贈られました。
 授業後、長田教育委員のそばまで生徒が質問にくるなど、彼らにとって進路を考える上でも大変有意義な時間となりました。


6月23日(木) 移動教育委員会(淡路)にあわせて、学校等視察を実施しました。

1 南あわじ市立福良小学校の視察
 福良小学校は、明治6年の創立で、夢や目標を持ち自立して未来に挑戦する「生きる力」を育むという教育目標を掲げています。
 基礎・基本の習得を徹底した「確かな学力の育成」、道徳・人権教育の充実による「豊かな心の育成」、食育・体育・スポーツ活動を通した「健やかな体の育成」、「防災教育を軸とした安全・安心で開かれた学校づくりの推進」、学校の組織力及び教職員の資質と能力の向上を目指して研鑽に励んでいます。
 まず、学校概要と福良地域の特産物や地形の特徴、及び南海トラフ大地震による津波被害を想定した防災訓練の取組や設備について大植校長先生から説明がありました。
 また、地産地消の食育の取組について木場教頭先生から説明がありました。
 家庭・地域・保育所と連携した防災訓練として実施されている、在宅時の避難訓練や緊急時の児童引き渡し訓練、保育園児と合同で高台への二次避難訓練の方法や、防災塔や非常用発電棟などの設備について教育委員と活発な意見交換を行いました。

     

 概要説明のあと、松帆銅鐸レプリカの見学、1・6年生の授業を各学年1クラスずつ視察しました。
 1年生はお箸の正しい持ち方や使い方を学ぶ授業で、各自持参したお箸を使って物を挟む練習を、6年生は国語科の授業で、筆者が森に対する気持ちの変化を読み取ることについて学ぶというものでした。どの児童も積極的に手をあげて活発に発言し、意欲的に学ぶ姿を見ることができました。

     

     

2 兵庫県立淡路三原高等学校の視察
 まず、学校概要について、上田校長先生から説明がありました。淡路三原高等学校は、平成19年に三原高等学校と志知高等学校が発展的統合をして開校し、文武両道の教育の推進と、未来への深い洞察力と豊かな人間性をそなえ、高い知性、すぐれた特性と強い意志、たくましい体を持ち、社会の発展に寄与する人づくりをめざしています。
  教育課程においては、サイエンスコースに加えて普通科に5類型を設置し、キャリア教育の視点に立ち、多様な進路にきめ細やかに対応しています。

     

 定例教育委員会の後に、教育委員と生徒との意見交換会を行いました。体育会行事や文化祭、東日本大震災被災地訪問や募金活動等の生徒会活動について生徒代表者から説明があり、行事の運営や学校生活で苦労していることやうれしかったことなどについて教育委員と活発に意見交換を行いました。
 その後、校内にある人形会館に移動し、郷土部長から人形浄瑠璃の操作についての説明がありました。1体の人形を複数の生徒が分担して操作していることや、感情の表し方やしぐさ、表情の作り方など、人形を使って実演を交えながら見せてくれました。 その後、15分間の「戎舞」の上演を見せて頂きました。物語に引き込まれる迫力のある語りや太鼓、さながら生きているかのような人形の動きなどを間近に見て非常に感動しました。
 郷土部は、現在部員が20名で、昭和27年の創部以来60年余りの活動の中、海外公演なども含め淡路人形浄瑠璃の伝承に取組んできました。年間約20回の公演を行っており、全国高等学校総合文化祭での入賞や兵庫県文化賞を受賞されています。

     

3 定例教育委員会の開催
 午後1時30分から定例教育委員会を開催しました。会議では、「兵庫県立特別支援学校高等部入学者選考に関する基本方針の件」や「兵庫県社会教育委員の委嘱の件」などについて議論がなされました。

     

南あわじ市教育委員会、南あわじ市立福良小学校、県立淡路三原高等学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


4月22日(金) 第1回兵庫県総合教育会議を開催しました。

 兵庫県公館において、平成28年度の第1回会議を開催しました。
 ※ 教育委員会制度の改正により、知事と教育委員会が十分な意思疎通を図り、本県の教育の課題やあるべき姿を共有し、効果的な教育行政の推進に
    つなげるため、平成27年度から「兵庫県総合教育会議」を設置。

 

 会議には知事と教育委員全員が出席し、平成28年度の教育関連重点施策の進め方や、今後の教育施策の方向性について話し合いが持たれました。

会議の資料等はこちら



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