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兵庫県教育委員会

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教育委員の活動

 兵庫県教育委員会では、「兵庫県教育委員会活動方針」に基づき、次の活動を行います。 (平成27年度の活動方針はこちら)

▊ 移動教育委員会の開催

  広く県民に本県教育行政への理解を深めていただくため、移動教育委員会を県下各地で開催します。

▊ 学校現場等の視察

  県下各地域の教育現場の現状を実地に把握するため、学校現場及び社会教育施設等を視察し、教職員等との意見交換を行います。(年4回)

▊ 出前授業

  県立学校の生徒を対象に学校現場において、教育委員がそれぞれの専門分野を活かした授業を実施します。(各委員年間2回程度)

 こうした教育委員の活動について、このページで順次、お知らせします。


平成27年度の活動



2月3日(水)清水教育委員が出前授業を行いました。

 平成28年2月3日(水)、清水教育委員が県立西宮香風高校のⅠ部、Ⅱ部、Ⅲ部の生徒を対象に、3回に分けて「リーダーシップとチームワーク~目標を達成し、成果を得るために~」をテーマに出前授業を行いました。
  

 まず始めに、リーダーシップとは人のお世話をするということや先導すること、または統率をするといった難しいことなどではなく、問題解決行動(=行動、手段)である。そして、問題解決行動は、人が生きていくために必要な行動であるという説明がありました。
 また、“赤ちゃんの問題解決行動は、泣くこと。泣いて親に知らせる行動をとり、親はそれに気づき、赤ちゃんのお世話をするという問題解決行動をとる。そして、親は赤ちゃんの泣き声を意識し気にかけ、やがて赤ちゃんの泣き声を聞き分け、お腹がすいているのか、おしめの替えなどかわかる”といった例や演習などを交えながら、問題解決行動には、①問題を見つける(気づく)能力<意識力>、②問題を構想し(とらえ直し)対応策を練る能力<構想力>、③自分、人を動かし計画を実践する能力<実践力> の3つの力が必要であるということも生徒たちは、学びました。
 最後に生徒から「今回の話を聞いて、今後の自分達の生活にいかし、失敗した時には、先生の話を思い出し頑張っていきたい。」と感謝の言葉があり、清水委員からは「問題解決行動は、目標や目的がないとおこさない。意識する力を積み重ねる事で、色んな物が見えてきます。そして、相手に、してほしいことを自分ができるようにしてください。」とアドバイスが送られました。



1月14日(木)清水教育委員が出前授業を行いました。

 平成28年1月14日(木)、県立伊和高等学校の1年生64名を対象に清水委員が「リーダーシップとチームワーク~目標を達成し、成果を得るために~」をテーマに出前授業を行いました。
 

 リーダーシップとは、人の世話をする、指導するということではなく、“問題解決行動をとること”だという話を切り口に授業を始められました。
  問題解決行動とは、問題と向き合い、時には人に助けを求めることであり、①問題に気づく能力(意識力)②問題への対応策を練る能力(構想力)③計画を実践する能力(実践力)の3つの力が必要であると説明されました。    
 そして、個々のリーダーシップの集積がチームワークであり、魅力ある目標を共有・確認したり、その目標に向けた道のりや手立てを明確にし、みんなで課題や原因、解決策を共有することでより良いチームワークが生まれると述べられました。
 最後に、清水委員は、「“人間関係のリーダーシップ”とは、ある目標や成果のために自分を変えることであり、自らが変わることで相手の対応も変わってくる。それは、勇気のいる行動だけれども、自信にも繋がる。そして、コミュニケーションをとるうえで重要なのは“表情”であり、次に声、さらに言葉であり、それらに気を配ることで、自然と人間関係には親しみや愛着が生まれ、チームワーク形成の一助ともなる」とアドバイスを送られました。


12月14日(月)玉岡教育委員が出前授業を行いました。

 平成27年12月14日(月)、県立龍野北高等学校の3年生全員を対象に、玉岡教育委員が「日本人と神・ほとけ」をテーマとして出前事業を行いました。
 

 小説家として多数の著書を執筆されている玉岡委員ですが、出前授業ではただ黙って話を聞くだけの講演ではなく、生徒が文章を朗読し、どんどん意見を発表するスタイルを取り入れています。
 今回の授業では、「クリスマスにパーティをしたり、プレゼント交換をする人はいる?」「バレンタイにチョコレートをもらう人は?」「お家に仏壇があるけど、お正月には神社にお参りに行く人もいるでしょう?」と、身近な話題について生徒の発言を促し、そこから日本人が古来から祀ってきた神、他国からやってきた神について、委員がご自身の著作をもとに、映像も交えてわかりやすく解説されました。
 日本古来の「神道」を信奉する人々と、中国から渡ってきた「仏教」を信奉する人々の間に争いが起こっても、勝者が敗者を徹底的に滅ぼすことはせず、互いに同じ風土に共存するという道を選んできた背景を知ると、日本が外部からの技術や知識を柔軟に取り入れ、「ものづくり」に秀でた国であることも納得できる、と生徒達はしきりにうなずいていました。
<生徒の感想>①日本という国は美しいものであふれているのだと改めて思うことができた。自然の美しさだけでなく、人の心の美しさもあり、そんな国に生まれて幸せなことだと思った。②日本だからこその「敗者を敬う気持ち」は古来からあり、今も息づいていることを学び、多文化の中でもぶれない日本の心を大事にしたいと思う。


11月26日(木) 小澤教育委員が出前授業を行いました。

 平成27年11月26日(木)に県立西脇高等学校で、小澤教育委員が2学年の理系クラス83名を対象に、「医学と物理」をテーマとして出前授業を行いました。

 


 小澤委員は、「太陽からは絶えず高熱の荷電粒子が地球に降り注いでおり、その全てが到達すると生物は全滅するが、地球の磁場がバリアのような働きをして地球表面を守っている。磁場は、地球内部で起こるウラン等のアルファ崩壊によって発生する熱で外核が溶けて流動し電流が生じて発生する。磁場は地球上の生物が生きるために不可欠なもの。」と、磁場の重要性を扱ったSF映画「THE CORE」や、磁場が存在しない火星の大気消失に関する新聞記事などの話を交えながら、分かりやすく説明されました。
 また、「磁場は医療機器のMRIにも活用されており、磁場が強いほど高性能画像が得られる。磁場の発生に必要なヘリウムガスは、アルファ崩壊により地中から放出されるが、日本で採取できる場所はなく、アメリカ等から輸入しているため非常に高額である。今後、液体ヘリウム温度より高温の超伝導物質の開発が重要で、実現すればMRIの稼働が経済的で楽になる。」と、物理学は医学と関連深いことを説明されました。
 最後に、「どんな分野でも途中で諦めず10年間頑張ればエキスパートになれる。 また、社会生活で要求されることの1つとして文章力があり、起承転結のある文章を書くことを心がけてほしい。」と、エールが贈られました。 生徒たちは、「地球の磁場が自分たちの生活を守ってくれていることを初めて知った。磁場はいろいろなものに影響しており、物理、生物、化学など様々な知識を持って考えることが大切。非常に興味深く感じた。」と、感想を述べていました。


11月24日(火) 長田教育委員が出前授業を行いました。

 平成27年11月24日(火)県立赤穂高等学校の総合科学探究類型2年生を対象に長田委員が「感性を科学する」をテーマとして出前授業を行いました。

 はじめに「感性を科学する」とは、様々な人の気持ちやあらゆる感じ方(価値観)を尺度化・数値化する学問“感性情報学”であることを説明されました。
 次に、様々な人を対象に色に対するイメージのアンケートを行い、それらの結果を集計し、指標にした「配色カラーイメージスケール」を紹介されました。
 配色カラーイメージスケールは、衣服のコーディネートや企業のイメージカラー、都市計画等、多様な分野で活用されており、感性情報学は、我々の生活をより快適にする有用な学問であるということを学びました。
 また、長田委員の研究のひとつで、文字や音に色が見える“共感覚”についても説明されました。それは特殊な能力の様に思えるが、みな潜在的に持っていると述べられ、生徒たちは大変興味深く話を聞いていました。

長田委員 出前授業の様子1 長田委員 出前授業の様子2

 最後に、長田委員は「この先、どんな時代がきても対応できるように、学校でしっかり学び、たくさん本を読み、知識を身につけ、これからの時代を生き抜く力を培ってほしい」と生徒にメッセージを送られました。


11月19日(木) 移動教育委員会(播磨東)にあわせて、学校等視察を実施しました。

 平成27年第4回目の移動教育委員会(加古川総合庁舎会議室)にあわせて、学校等視察(播磨町立播磨小学校、県立加古川南高等学校)を実施しました。


1 播磨町立播磨小学校の視察

 播磨町立播磨小学校は、本年で開校143周年を迎える歴史と伝統のある小学校です。「知・徳・体の調和のとれた児童の育成」を教育目標に、「共に語り、共に学び、共に育つ(「育てる」と「育つ」の一体化)」を教育方針とし、「チーム播磨小」として様々な取り組みを行っています。  最初に学校の概要について児玉校長から説明を受けました。クラス担任の平均年齢が30歳と非常に若く、若手教員の育成に力を入れていることや、全ての児童が安心して授業を受けることができるよう、基本的な授業の仕方や教室内環境を統一し「スタンダード化」していること等について、教育委員と活発な意見交換を行いました。

播磨小学校 概要説明1 播磨小学校 概要説明2

 概要説明のあとは、4年生の授業を視察しました。総合的な学習の時間(国際理解教育)で、外国人講師(ALT)の出身国の食文化を知り、日本での食生活と比較しながら日本の主食は「米」であり、海外との違いに気付くというものでした。どの児童も積極的に授業に参加し、非常に楽しい学びの場でした。

播磨小学校 授業視察1 播磨小学校 授業視察2

 授業視察の後は、給食をいただきました。ちょうどこの日は「食育の日(毎月19日)」で、兵庫県産の食材を使った献立でした。栄養教諭の井阪先生に給食について説明を受け、地産地消について学びながら美味しくいただきました。また、全ての給食に添えられていた素敵な折り紙の箸置きは、なんと本日の訪問者のために横田播磨町教育長が手づくりされたものとのことで、給食後にお土産としていただきました。

播磨小学校 食育 播磨小学校 給食 播磨小学校 箸置き


2 兵庫県立加古川南高等学校の視察

 兵庫県立加古川南高等学校は、昭和58年の開校で、「生徒一人一人を生かす教育の創造」を教育方針に掲げ、平成13年度には、各生徒の豊かな個性に適応するため、柔軟に学習できる学科として「総合学科」が誕生し、学びたい学科を選び、「自分らしさ」や「夢」を育てる新しいタイプの高等学校として生まれ変わりました。
 まず、総合学科の特色ある授業として、ダンス部の生徒によるダンスパフォーマンスを見学しました。踊っこ祭り受賞作品や全日本高校・大学ダンスフェスティバル参加発表部門作品など5つの演目で、元気いっぱいで迫力満点の舞台に、瞬きを忘れるほど魅入ってしまいました。

加古川南高校 ダンス1 加古川南高校 ダンス2 加古川南高校 ダンス3

 ダンス見学の後は、3年生の生徒による課題研究「どのように和文フォントだけでイメージを伝えれば良いのか」の発表をしていただきました。文字のデザインについての文献調査を行い、和文フォントでイメージを効果的に伝える方法について探る研究で、この課題研究がきっかけとなり将来の夢が明確になったことや、問題を発見し、分析し、ルールをつくることの難しさや面白さなどについて、教育委員と意見交換をしました。

加古川南高校 研究発表1 加古川南高校 研究発表2 

 研究発表の後は、学校の概要について小南校長から説明を受けました。総合学科ならではの特徴として、生徒が自ら選択した授業科目で、各自が自分自身に責任を持っているため、楽しく授業が受けられ、その結果、不登校や退学する生徒が一人もいないことや、生徒それぞれの個性に合った進路を、生徒自身が見極めることの大切さについて、教育委員と活発な意見交換をしました。
加古川南高校 概要説明1 加古川南高校 概要説明2


3 定例教育委員会の開催

 午後3時10分から、加古川総合庁舎会議室において定例教育委員会を開催しました。会議では、「学校教育法施行規則の一部を改正する規則制定の件」や、「東播磨地区の教育の概要について」、「平成27年度 学力向上シンポジウムの開催について」などについて議論がなされました。

教育委員会会議1 教育委員会会議2


 播磨町教育委員会、播磨町立播磨小学校、兵庫県立加古川南高等学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


10月27日(火) 小澤教育委員が出前授業を行いました。

 平成27年10月27日(火)に県立川西緑台高等学校の1年生40名を対象に、小澤教育委員が「物理学と医学」をテーマに出前授業を行いました。

 小澤委員は「地球の磁場が形成され維持される中で、アルファ崩壊という現象が起こり、ヘリウムが産出される。そして、そのヘリウムが医療機器のMRI等に活用されている。」と事例を示して物理学が医学に結びついていることを数式を用いながら、説明されました。

 また「ヘリウムは高価なので、空気中にある窒素で代用できれば、MRIの維持費が安価になり、医療費が安くなる。窒素で強力な磁場を発生させる技術を使った新たなビジネスも生まれうる。」と将来への期待についても触れられました。

小澤委員 出前授業の様子1 小澤委員 出前授業の様子2

 生徒が「医学は生物学の延長の学問だと思っていたが、物理学の延長でもあることに驚いた。」と感想を述べると、小澤委員は「医学は生物学の延長であると捉えがちだが、生物学のみでなく、物理学や化学の延長でもあり、あらゆる知識が必要で、視野を広く保つことが大切である。また、医学は“人”を相手にしているので、その患者の背景も考慮し、相手の立場に立って考える姿勢が大事である。」と述べられました。

  最後に、「レベルの高い講義ではあったが、大変興味深い話ばかりで、この先勉学に取り組んで行く中で役立てたい。」と生徒から感謝の言葉を伝えました。


10月27日(火) 長田教育委員が出前授業を行いました。

 平成27年10月27日(火)、県立太子高等学校の2年生41名を対象に、長田教育委員が「感性を科学する-心理学・脳科学・アートを融合した価値創造に向けて-」をテーマとして出前授業を行いました。

 関西学院大学理工学部の教授でもある長田委員は、ご自身の専門分野である感性情報学について、高校生にもわかりやすい例えを使って解説されました。複数のメーカーのポテトチップスを実際に食べ比べたときの順位(味覚)と、パッケージ等から受ける印象による順位(視覚)により「ポテトチップスのおいしさのものさしを作る」実験の話や、長田委員のチームの研究により、映画「のだめカンタービレ」のピアノ演奏のシーンで実際に使用されたCGアニメーションが生成された話など、生徒達は興味深い様子で講義を受けていました。

 長田委員は、「今、私が研究している分野は、30年前には存在しなかった。これからは、今あるものではなく、今は無いものに出会ったときにどう対応するかが大事になる。そのためにも、基礎学力を培い、本を読み、感性を磨き、来たるべき新しい時代に挑戦してほしい」とエールを送りました。

出前授業 授業風景1 出前授業 授業風景2

■ 出前授業「感性を科学する」を受講して <生徒の感想>
 ① ポテトチップスのおいしさ評価から、シーリングライトの光が与える心理的影響、また共感覚など、とても興味深い話ばかりでした。開発職の人だけが商品を作り上げる時代ではなくなってきており、感性との連携によって、今までにないことが可能になっていくと思いました。今回は、貴重なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
 ② 感性情報処理というあまり聞きなじみのない学問の講話でしたが、抵抗なくお聴きすることができました。様々なお話をしていただきましたが、私は字や音に色を見ることはできませんが、脳のネットワークが一人一人違うというお話を聴いていると、自分自身まだ気がついていない能力があるのではないかと少しワクワクしてしまいました。


10月15日(木) 移動教育委員会(阪神)にあわせて、学校等視察を実施しました。

平成27年第3回目の移動教育委員会(宝塚市立教育総合センター)にあわせて、学校等視察(川西市立東谷中学校、伊丹市立池尻小学校)を実施しました。
 
 1 川西市立東谷中学校の視察

 川西市立東谷中学校は、昭和22年の開校で、「自らの夢や希望につながる質の高い学びのある、生徒・保護者・地域が誇りにできる学校像」「豊かな社会性を持ち、主体的に行動できる、自立した生徒像」を目指しています。また、若手教員の育成に尽力し、魅力ある授業の創造、生徒の心に寄り添い、深い愛情を持って指導する教職員を目指して研鑽に励み、生徒と感動を分かち合え、生徒と教職員が協働する学校づくりに精励しています。
 まず、学校の概要について泉校長先生から、若手教員の育成について井上教頭先生から説明を受けました。教職員の定時退庁日を「マイライフデー」と名付け、自分の時間や生活、人生を大切にしようという取り組みにより、教職員が計画的に授業計画や生徒指導ができるようなったことや、不登校生徒に対する対応、若手教員への指導方法等について、教育委員と活発な意見交換を行いました。
 東谷中学校 委員挨拶   東谷中学校 概要説明
 
 概要説明のあとは、1~3年生の授業を、各学年1クラスずつ視察しました。1年生は、社会科の授業で、南アメリカ州の開発の発展と環境問題について、2年生は、数学科の授業で、身近なものを1次関数としてみなすことについて、3年生は、国語科の授業で、「ありがとう」という感謝の表現に対する認識の変化について学ぶというものでした。どの生徒も積極的に授業に参加し、楽しみながら学ぶ姿を見ることができました。
 東谷中学校 授業見学   東谷中学校 授業見学2
 
 
2 伊丹市立池尻小学校の視察

 伊丹市立池尻小学校は、昭和52年の開校で、「すべての子どもを幸せに」を教育目標に掲げ、夢があり、感動があり、児童も教職員も生き生きと輝く学校を目指し、平成25年には、食育推進校に指定されています。
 まず、栄養教諭の福岡先生から学校給食について説明していただき、地元の食材をふんだんに使った給食をいただきました。
 
 池尻小学校 食育(メニュー解説)   池尻小学校 給食
 
 美味しい給食の後は、伊丹市教育委員会の概要について木下教育長から、池尻小学校の概要について雀部校長先生から説明を受け、放課後学習等について教育委員と意見交換をしました。
 
 伊丹市教育委員会 概要説明1   池尻小学校 概要説明
 
 概要説明のあとは、1年生、3年生、6年生の授業を、各学年1クラスずつ視察しました。
 1年生は、自分が知らせたい生き物の秘密を友達に発表し、それぞれの良いところを発見するという授業で、3年生は、詩の中に出てくるオノマトペ(物が動く様子や音などを表現した言葉)を楽しみ連想して詩を作る授業、6年生は、英語の授業で、行きたい外国についての表現に慣れ親しむといったものでした。子どもたちは競うように手を挙げて発表し、楽しく授業を受けていました。
 授業の終わりに、1年生の子どもたちから、手づくりのメッセージバッジをいただき、ほっこりとした気持ちになりました。
 
 池尻小学校 授業見学1 池尻小学校 授業見学2 池尻小学校 1年生からのプレゼント メッセージバッジ


3 定例教育委員会の開催

 午後3時00分から、宝塚市立教育総合センターの視聴覚室で定例教育委員会を開催しました。会議では、「平成28年度公立学校教職員異動方針決定の件」や、「兵庫県立高等学校の管理運営に関する規則等の一部を改正する規則制定の件」、「平成28年度公立学校生徒募集計画」などについて議論がなされました。
 
 定例教育委員会の様子1   定例教育委員会の様子2

 
 川西市教育委員会、川西市立東谷中学校、伊丹市教育委員会、伊丹市立池尻小学校、宝塚市立教育総合センターの皆様、大変お世話になりありがとうございました。


10月8日(木) 第2回兵庫県総合教育会議を開催しました。

 知事と教育委員会が本県の教育の課題やあるべき姿を共有し、効果的な教育行政の推進につなげるため、兵庫県公館において第2回会議を開催しました。

 

 会議には知事と教育委員全員が出席し、本県教育施策の平成28年度重点施策の方向性や、知事部局と教育委員会が連携して取り組みたい事項などについて話し合いが持たれました。

会議の資料等はこちら


10月6日(火) 玉岡教育委員が出前授業を行いました。

  平成27年10月6日(火)に県立鳴尾高等学校で、玉岡教育委員が国際文化情報学科「日本の文化」選択の3年生30人を対象に、「日本人と神・ほとけ(日本人のこころ・精神にふれる)」をテーマとして出前授業を行いました。

 出前授業の様子 玉岡委員の説明 出前授業の様子 生徒の発表

 玉岡委員は授業のはじめに、「今日、皆さんと出会えたことは、まさに『一期一会』。この時間は二度と巡ってはこないたった一度きりのもの。この瞬間を大切に、最高のひと時にしたい。」と、「今この時」の大切さを述べられました。

 授業では、「日本人は、恵まれた風土の中で古来から、八百万の神(山や海、木々など様々なものに神様が宿る)を信じ、その神々に感謝しながら生きてきた。しかし、国際交流が始まり大陸から仏教が伝わると、崇仏派と廃仏派の対立、いわゆる宗教戦争がおこり、崇仏派が勝利を治めたが、崇仏派のリーダーである聖徳太子は、敗れた廃仏派を否定せず、ともに生きる道を選び、日本古来の神々と、外国からきた神(仏教)が同じ風土に治まる『神仏融合』の日本独自のかたちが始まった。これこそ日本人の精神の源である。」と、生徒との対話を交えながら、分かりやすく説明されました。

 最後に玉岡委員から、「神仏融合から導かれる日本人の精神とは、『寛容』である。相手の罪や欠点などを責めるのではなく、認め受け入れるということで、これは日本人の考え方の根拠となるもの。これから先、様々な日本文化に触れたり、多様な経験をすることで、日本人の魂や精神にどんどん触れてほしい。」と、希望の言葉が贈られました。
 生徒たちは、委員の授業に熱心に耳を傾け、「授業とは違う視点から日本を改めて考え、新しい発見をすることができた。」「外国に行っても、自信を持って自分が信じるものについて話ができるようになった。」など、感想を述べていました。


9月25日(金) 高﨑教育委員長が出前授業を行いました。

  平成27年9月25日(金)に県立加古川西高等学校で、高﨑教育委員長が国際市民類型1年生40人を対象に、「変貌する時代を生きる-私の時代、君達の時代-」をテーマとして出前授業を行いました。

 出前授業の様子 高﨑委員長講義

 高﨑委員長から、「キャリア教育が叫ばれる今、その時々にやるべきことを次のステップに向けしっかりと身につけることが、真のキャリア教育である。これからはグローバル化が益々深化する時代であり、いわゆる鳥の目で広く世の中を見渡し、そのなかから足元の今やるべきことは何かを見極めることが求められる。」 「日本の人口減少が見込まれる中、とりわけ生産年齢人口の減少は、我国の経済成長に大きく影響してくる。今後、海外との関係がより重要となり、それらに備えた勉強を今のうちにしておく必要がある。私が皆さんの時代の頃に比べると、円の価値が上がり経済的にも海外に行きやすく、また、交通手段や情報通信技術の発達で地球はどんどん小さくなっている。」 「世界に出ていくにはそれなりの準備が必要であり、英語力を身につけ、自らの特性を積極的にセールスできる力を身につけることが大切。」と、ご自身の経験談を交え、分かりやすく説明されました。

 最後に、「理想や志、知識がうまく一体化することが、生きる力や人間力になる。自分の言葉で語り、自分の判断で行動し、自分に与えられた場所で最善を尽くすことが大切。今の時代、LINEやフェイスブックでのつながりが活発になりがちだが、隣で共に学び影響を与えてくれる友人こそが『かけがえのない絆』を作るもの。学友との関係を大切にし、有意義な人生を送って欲しい。」と、エールが贈られました。

 生徒たちは、自分たちが属する「国際市民類型」で学ぶことの大切さを改めて実感し、「グローバル化が進み、外国の方と関わる機会が益々増えると思うので、それに対応するためには、今学んでいることの全てが大切だと思った。」「英語に対する気持ちが変わった。いろんな国のことを学び、国境を越えて起きている様々な問題に対して自分たちにできることは何か探したい。」など、感想を述べていました。


9月17日(木) 移動教育委員会(但馬)にあわせて、学校等視察を実施しました。

 平成27年第2回目の移動教育委員会(県立村岡高等学校)にあわせて、学校等視察(県立出石特別支援学校みかた校、県立村岡高等学校)を実施しました。


1 県立出石特別支援学校みかた校の視察

 県立出石特別支援学校みかた校は、平成27年4月に開校したばかりの、但馬北西部初の特別支援学校で、美方郡内の2町に住む知的障害のある子どもたちが在籍しており、子どもたちが社会の一員として自立できる力を培うことを教育目標としています。また、但馬北西部地域における特別支援教育のセンター的役割を担い、地域全体の特別支援教育の充実・向上に寄与しています。
 まず、学校の概要について、松本校長から説明を受けました。近隣の小・中学校や地域の人々との交流など、地域とともに学び育つことを目指した活動について、教育委員と活発な意見交換を行いました。
  

 概要説明のあとは、学習室やプレイルームなどでの活動やそれぞれの機能についての説明を受け、ランチルームで給食準備の様子を見学しました。
  

 施設見学のあとは、地元の食材をふんだんに使った給食をいただきました。「みかた校へようこそ」と、子どもたちによるメッセージが書かれた箸袋が全員の給食に添えられ、とても温かい気持ちになりました。
  


2 県立村岡高等学校の視察

 県立村岡高等学校は、「人みな使命あり」を教育方針に掲げ、地域で学び地域を支える人材の育成、自ら学び議論・提案できる学力の育成、協同的な学びの中での豊かな人間性の育成を目指しています。また、地域の自然、文化、特色あるアウトドアスポーツ等に興味があり、それらを活用した地域活性化策の探求学習に関心のある生徒を対象とした「地域アウトドアスポーツ類型」を設置しています。
 まず、学校概要について、渋谷校長から説明を受けました。
  

 学校概要説明のあと、「地域アウトドアスポーツ類型」の生徒による「村高発 地域元気化プロジェクト」の発表が行われました。「自分が住む地域の良さを分かりやすく伝えていきたい。」「将来は英語教諭になり、国際的に地元の魅力を伝えたい。」「地元の魅力について、まず地元の人が気付くことが大切。」など、教育委員からの質問に、自らの考えや希望を語ってくれました。
  

 生徒たちの発表のあと、「地域アウトドアスポーツ類型」の「地域スポーツⅠ」の授業を視察しました。体験の中から学ぶことに重点をおいた冒険プログラムで、ルールや制限時間を設け、みんなで協力して取り組むことで、達成感や成就感を味わうことができる活動です。今回は、3m70㎝の壁を40分の制限時間内に、「壁の前面しか使用できない、一度登った人は降りることができない」の条件の中、全員が登りきるというものでした。最後のひとりが登りきった時は、大きな歓声があがりました。
  


3 定例教育委員会の開催

 午後2時30分から、村岡高等学校の会議室で定例教育委員会を開催しました。会議では、「兵庫県立豊岡聴覚特別支援学校の聴知併置」及び「兵庫県立特別支援学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則制定」の件や、「平成26年度兵庫県下の公立学校児童生徒の問題行動等の状況について」などの議論がなされました。
  

 県立出石特別支援学校みかた校、県立村岡高等学校の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


9月11日(金) 高﨑教育委員長が出前授業を行いました。

 平成27年9月11日(金)、県立浜坂高等学校の2年生38名及び1年生グローカルキャリア類型の12名を対象に、高﨑教育委員長が「変容する時代を生きる-私の時代、君たちの時代-」をテーマとして出前授業を行いました。

             

 日本の人口推移や経済規模について、委員長が企業人として過ごした時代と今の高校生がこれから過ごす時代を様々なデータを通して比較しながら、これからのグローバル化が進む世界で、どのように生きていくべきか、わかりやすく講義をされました。
 高﨑委員長は、「これからの時代は世界的な視野で考え、その一方で足元を固め、勝負することが大事。グローバル化の波は、地元企業にも無関係ではない」「企業も個人も、環境の変化に適応し、自己革新した者が生き残る」と、これからの高校生が社会に出て行く際の心構えを説き、同時に「思いやり、親切さ、モノづくりの緻密さといった日本人の特性を大事にしてほしい。自分の将来は、自分の心の中にある。他人や社会のせいにせず、自分自身との戦いの中で立ち位置を決めて欲しい」「いま、周りにいる友人を大切に、人間同士の絆を大切に。君たちの人格形成により大きな影響を与えるのは、ラインでもフェイスブックでもなく、隣にいる友人である」と、エールを送りました。

 生徒たちはみな委員長の講義に熱心に耳を傾け、「こんな見方があるのかと、新鮮だった」「グローバル化が身近に感じられた。世界に合わせるばかりではなく、日本の良さを世界に広めていくことも大切だと学んだ」と、感想を述べていました。


7月2日(木) 移動教育委員会(丹波)にあわせて、学校等視察を実施しました。

 平成27年第1回目の移動教育委員会(県立柏原高等学校)にあわせて、学校等視察(県立氷上高等学校、県立柏原高等学校、たんば黎明館(旧氷上高等小学校校舎)、柏原藩陣屋跡)を実施しました。

 学校視察として、県立氷上高等学校及び県立柏原高等学校の視察を行いました。
 県立氷上高等学校は、営農・食品加工・生活・商業の各学科で専門知識を学びながら、地域交流・連携学習などの体験的学習を活発に行うなど、地域に根ざした教育活動を展開しています。
 まず、学校の概要について、児玉校長から説明を受けました。生徒の進路状況については、地元に残り、もしくは将来地元に帰って丹波地域を発展させる人材の育成等について、教育委員と活発な意見交換を行いました。

  

 概要説明のあとは温室や牛舎などの農場施設を視察し、生徒が栽培している花や野菜についての説明を受けました。

  


 県立柏原高等学校は、明治30年に県下で4番目に設立され、創立118年の歴史を誇る学校です。平成26年度から、文部科学省のスーパーグローバルハイスクール・アソシエイト校の指定を受け、将来のグローバル・リーダー育成に資する教育の開発・実践を行っています。
 まず、学校概要について、大西校長から説明を受けました。

  

 学校概要説明の後、「知の探究コース」の生徒による発表が行われました。「自分が住んでいる街や地域について、改めて知ることができた」「大学進学の際には地元を離れるが、そこで人脈を作り、将来は丹波に帰って丹波をもり立てる仕事がしたい」「大学で医学を学び、医者としてこの街に帰ってきたい」など、教育委員からの質問にも生き生きと希望を語ってくれました。

  

 午後2時30分から、柏原高等学校同窓会館「柏陵会館」で定例教育委員会を開催しました。会議では、兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況や、平成28年度高等学校進学希望者数等動向調査の結果などについて議論されました。

  


 また今回は、学校以外にもたんば黎明館と柏原藩陣屋跡の2つの文化財を視察しました。
 たんば黎明館(正式名称「旧氷上高等小学校校舎」)は、県指定文化財の木造2階建ての建物で、丹波市が改修工事を進め、今年4月にオープンしました。文化財としての価値を市内外の人々に伝え、地域の活性化や人々の交流の場として活用を図っていきます。

  

 柏原藩は、慶長3年(1598)織田信長の弟信包が三万六千石で入封し、立藩(前期柏原藩)したのが始まりです。柏原藩陣屋跡は、後期柏原藩(1695~)で正徳4年(1714)に完成し、火災による焼失、再建を経て表御殿の一部と長屋門が現存しており、国史跡の指定を受けた文化財です。
 当日は、小田丹波市教育長にも陣屋跡にお越しいただき、村上事務局参事兼文化財課長による建物概要等の説明を受け、建物内を視察しました。

  

 県立氷上高等学校、県立柏原高等学校、丹波市教育委員会、たんば黎明館、柏原藩陣屋跡の皆様、大変お世話になりありがとうございました。


4月24日(金) 第1回兵庫県総合教育会議を開催しました。

 知事と教育委員会がこれまで以上に十分な意思疎通を図り、本県の教育の課題やあるべき姿を共有することにより、より一層効果的な教育行政の推進につなげるため、新たに「兵庫県総合教育会議」を設置し、兵庫県公館において第1回会議を開催しました。

 第1回兵庫県総合教育会議の様子(1) 第1回兵庫県総合教育会議の様子(2)

 会議には知事と教育委員全員が出席し、教育、学術及び文化の振興に関する総合的な施策の大綱の策定や、本県教育施策の平成27年度重点目標などについて話し合いが持たれました。

会議の資料等はこちら



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