●小学校低・中学年で35人学級、小学校高学年で教科担任制が導入されていますが、どのようなねらいがあるのでしょうか。


小学校低・中学年
 幼児は、幼稚園等から小学校に入学して、すぐにその環境になじめるとは限りません。そのため、幼児期にふさわしい主体的な遊びを中心とした指導から、児童期にふさわしい学習等への移行を円滑にしていく配慮が必要となってきます。
 基本的学習習慣、生活習慣の定着に効果の高い35人学級編制について、小学校1年生については、平成23年度から国において制度化されており、小学校2〜4年生についても、県において調査・研究を進めています。


小学校高学年
 小学校は学級担任制であり、中学校は教科担任制であることから、中学校入学時に子供たちにとまどいが見られることがあります。それらを踏まえ、小学校5・6年生では学力の向上や小中学校間の円滑な接続を図るため、担任の交換授業等による教科担任制(教員の専門性を生かした質の高い授業の創造)と少人数学習集団の編成による授業(個に応じたきめ細かな指導)とを組み合わせた兵庫型教科担任制を実施しています。
問い合わせ:兵庫県教育委員会事務局学事課・義務教育課(〒650-8567 神戸市中央区下山手通5-10-1)
      TEL
(078)341−7711 (内線)5678(学事課学事班)・5719(義務教育課初等・中学校教育班)