修学旅行3日目
(2022.11.10)
 天気は雨。気温24℃、湿度90%。風速5メートル。体感温度は少し寒いです。

  全員無事に過ごしています。修学旅行3日目は早朝からスタート。ホテル前の砂浜では希望者だけの朝トレーニングです。

 これから大会が始まる部活動もあるので、入念に抜かりなく鍛えています。 座った状態からの海岸ダッシュしたり、 もう海の中に肩まで浸かってジョギングしている生徒もいました。
 雨が降る中ですが、マリンスポーツ体験を実施。 シュノーケリングやバナナボート、ビーチ散策など多種多彩。
 見学している人は、マリンクラフトに挑戦。シーグラスやサンゴ、 貝殻、海からの漂着物などを使ってフォトフレームを作成しました。
 晴天とまではいきませんが天候も徐々に良くなり、沖縄の海を満喫しました。 バナナボートはなぜか紫色。なすびみたいです。ちがう!紅芋タルト?。水上バイクで牽引されて、 ひたすら遠心力に耐えるだけ。
 振り落とされた生徒が救出されました。みんなに見られていることが恥ずかしかったようです。
 雨模様でも海の中は楽園。沖縄の海には「サンゴ」が育ちます。 サンゴは海の中の二酸化炭素を吸収して光合成をしているので、海が浄化しています。
 黒潮海流のためプランクトンが少なく、栄養素も少ない海流です。 プランクトンが少ないと海がきれいに見えます。なぜかというと、 太陽光が海底までしっかり届いて反射しているからです。
 砂浜の白さが海を余計に青く魅せます。サンゴは石灰質のため、 その死骸が波打ち際を埋めるために白くなるんですね。
 バスの出発待ちで少しお腹がすきました。ジュースと焼きとりで乾杯!! 未成年でも大丈夫です。

 さて午後からは読谷村にある「体験王国むら咲むら」へ。 沖縄のあらゆる文化を体験できる施設です。  

 沖縄空手の体験は、基本の形の「サンチン」を学びました。敵を倒すためのものではなく 自分を守るための武術です。約60分の稽古。真剣に取り組みました。  
 島ぞうり作りは、それぞれが好きな柄を、カッターやハサミなどを使ってぞうりに刻み、 そのコントラストで絵が浮かび出てきます。凝った「My 島ぞうり」を完成させました。  
 三線(さんしん)体験では、西洋と沖縄の音階の違いを学び、全員で『キラキラ星』 を弾けるようになり、三線上級者の校長先生も絶賛の出来でした。「ギターとは違う」(生徒談)。
 シーサー作りは、個性が溢れた作品作りができました。形は自由。 可愛い作品がたくさんできました。 シーサーは沖縄の魔除け。屋根の上の乗っています。 「獅子(しし)」を沖縄ことばで発音したもの。 八重山方言ではシィーシィーとかシーシ−とも呼びます。
 スフィンクスや中国の石獅子、日本の狛犬などと同じで、 源流は古代オリエントのライオンと伝えられています。

 しかし、みんな表情が違うものですね。

 あっという間の修学旅行。明日は最終日です。午前中はタクシー班別研修。 名護を出発し、AからIコースの9グループに分かれて、計画していた場所へ赴きます。 古宇利島やガンガラーの滝、首里城(今はどうなっているのでしょう)、国際通り、 ブルーシールアイスパークなどそれぞれ。

 最後の1日、いっぱい思い出を作ってくださいね!!

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