沖縄修学旅行 1日目
(2022.11.08)
 いよいよ、47回生の修学旅行が始まりました。5時50分、JR姫路駅に集合。 遅刻者なく、予定通り6時00分に出発。関西国際空港へ向かいました。 47回生115名を乗せて、泉大津PAで休憩をとって空港に到着。 集合した時は真っ暗でしたが、空港に近づくにつれて夜が明けてきました。連絡橋から見る海が美しかったです。
 44回生以来の沖縄修学旅行。新型コロナで延期や予定変更を余儀なくされた先輩方の思いも感じながら、 一生の思い出に残る修学旅行にしてほしいと願っています。沖縄は太平洋戦争の激戦地。平和の大切さも学んでくださいね。
 ANA1735便で那覇空港へ。初めて飛行機に乗る生徒もたくさんいます。飛行機に乗るときに靴を脱がないでください。 朝は冷え込みましたが、沖縄の暑さに対応するために機内で着替える人もたくさんいました。昼食は機内で洋食弁当。 飛行機が揺れたときは思わず声が出ましたが、ずっと静かに過ごせました。

 左の写真は飛行機から撮影。大気圏突入?高度が高すぎませんか?

 はいさーい!!

 12時23分、予定より少し早く那覇空港に到着。 現地の天気は曇り。気温25℃、湿度70%。外へ出ると別世界。沖縄の蒸し暑い空気にみんな驚いています。

 今日のメインは平和学習。戦後77年が経過し、高校生の中では風化しつつある戦争体験。 しかし、絶対に忘れてはならない記憶です。かつての辛くて残酷な出来事をこれからも忘れないためにも、 本校では平和学習を続けています。

 午後からは「沖縄県営平和祈念公園」の中にある「沖縄県平和祈念資料館」へ。 ここには沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の名前を、国籍の違いや軍人・民間人の区別なく刻んだ記念碑 「平和の礎(いしじ)」があります。それを永久に残すために1995年に建設されました。

 

 資料館の常設展示室には「住民の視点で捉えた沖縄戦」を理念とした展示が行われており、実物資料や写真パネルなど 沖縄戦体験者の証言文も含めて戦争の悲惨さを訴えています。
 公園を後にし、ガマ体験を行いました。アンティラガマ(1組)・山城本部壕(2組)・轟の壕(3組)へ。 ガマとは沖縄本島南部に見られる自然洞窟のこと。それらを沖縄の方言で「ガマ」と呼びます。

 太平洋戦争末期の沖縄戦で、日本兵や住民が避難場所として使っていました。 スマホの明かりで壕の中を照らしながら入りました。その当時の悲惨な光景を思い浮かべながら、 平和の尊さを身をもって感じることができました。

 ホテルに到着し、感染症対策を施したバイキングでの夕食を済ませ 待ちに待ったレクリエーションの時間がやってきました。全員が大会場に集まれるのが 初日のみ。また、422年ぶりの皆既月食と惑星食の日。この巡りあわせは奇跡だと思います。
 修学旅行中に誕生日の生徒(11日)には、ポッキーの日にちなんで「ポッキー」が 贈呈されました。
 また、しおりの表紙に選ばれた生徒や修学旅行にちなんだ「短歌」や「オリジナル漢字」 の最優秀賞にも商品が。続いて「じゃんけん大会」。ルールは115人(+教員)で 2人1人組のペアを作り、じゃんけんで勝敗を決めます。どんどんじゃんけんをして 最強を決めるゲームです。また1番最初に負けたもの同士でじゃんけんをし、 負けたもの同士でさらにじゃんけんをして最弱も決めました。
 次は、学校から持参したビンゴマシーンを使って「ビンゴ大会」。ルールは至ってシンプル。 商品もたくさん。
 最後に校長先生による三線のリサイタル。「涙そうそう」「てぃんさぐぬ花」の2曲を披露しました。 昨年の四国制覇修学旅行で、沖縄に行けなかった生徒へのプレゼントとして演奏してくださった三線。 今年は沖縄修学旅行が復活し、念願の地元での三線演奏になりました。ありがとうございました。
 

 添乗員さんも三線を使って「海の声」を披露。なかなか味のある演奏で会場は盛り上がりました。

 今日も一日、無事に終えることができました。もっともっと沖縄を満喫します。
 明日は晴れますように。

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