第47回交流体育祭
(2021.06.10)
 「全集中!姫路別所の呼吸 四十七の型〜必勝〜」のテーマを掲げ、待ちに待った第47回交流体育祭が突き抜けるような青空の下で開催されました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響を受け、6月の開催を延期。9月の交流文化祭と連続で実施す予定っでしたが、雨天のために中止。残念な思いをしました。
 修学旅行や校外学習の延期、県総体や地区予選の無観客試合など、我慢をしなければならないことが続いています。緊急事態宣言下のために無観客での開催となったことは残念ですが、規模を縮小せずに万全の企画を立てて2年ぶりに実施しました。
 生徒会長の開会宣言、体育委員長の選手宣誓、合同体操で体をほぐし、予行での予選を勝ち抜いた男女100mと200mの決勝が始まりました。本部席前の直線を疾走。ゴールまで走り切りました。
 声を出して応援ができないため、各クラスで趣向を凝らしたグッズ(太鼓やうちわ、タンバリン、カスタネット、メガホン、チキンなど)を使って全力で応援しました。
 毎年、県立姫路特別支援学校や分教室との交流行事としての体育祭でしたが、交流行事は中止。来年こそは交流行事が再開できることを願っています。
 放送部による水分補給の連絡が何度も入り、意識をして熱中症対策に取り組みました。
 20分間の休憩時間を設け、午前中の競技の後半開始。学年対抗の綱引きでは2年生が完全勝利。クラス対抗の大縄飛びでは130回を超える大ジャンプ。紐を回す人、飛ぶ人、そして引っかかる人。みんなで盛り上がりました。 
 午前の部が予定より早く終わったために、昼休憩を長くとりました。エアコンのきいた部屋を最大限に使い、昼食は各クラスを分けて分散してとるようにしました。午後からは部活動行進。姫路別所のユニフォームに着替え、堂々と行進。
 部活動等後援会から県大会に勝ち進んだ部活動を代表し、陸上競技部と剣道部に対してPTA部活動等後援会より功労賞の授与がありました。そして、対抗リレー。部活動の威信をかけての全力疾走。男子は野球部、女子はバスケットボール部が優勝しました。
 一致団結リレーは「棒回り」→「背中でボールはさみ」→「かご」→「騎馬」→「むかで」→「6人7脚」のメニューをこなし、こけたり、倒れたりしながらゴールを目指しました。危険な種目ではヘルメットをかぶりました。このヘルメットは中学校で使っていたものを生徒が持ってきてくれました。ありがとうございます。
 クライマックスはバンブーバトル、そして、女子4×100m、男子4×200mのリレー決勝。トップアスリートたちが全力で駆け抜けました。
 気温が上がってきたため、閉会式はテントの中で行いました。優勝から3位までのクラスの表彰を行い、生徒会長による閉会宣言。全ての競技が終了しました。片付けも最後の最後まで丁寧に取り組み、授業や部活動ができる状態に整いました。例年以上に早く片づけることができました。
 「どうすれば実現できるか」を考えながら一歩前進することが、今の私たちに求められている課題だと思います。師弟同行でこれからも少しずつ進んでいきたいと思います。今回の交流体育祭で、すべてのクラスが全力を出し切り、目標を達成できたのではないでしょうか。アンケートには「ゴールでこけた2年生を3年生が助けていたのを見ました」「応援グッズが使えたことがうれしかった」「失敗しても『大丈夫!』と声をかけてくれたことがうれしかった」との声。
 いつまでもグラウンドには教室からの歓声が響いて止みませんでした。クラスのため、自分のために頑張ったことを忘れることなく、最高の交流体育祭にできたことを誇りに思ってください。

 結果は以下の通り。

第1位 1年3組
第2位 2年3組
第3位 2年1組

 保護者の皆さま、子どもたち一人ひとりが輝いた交流体育祭でした。 

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