第45回卒業証書授与式
(2022.02.26)
 
 厳粛に第45回卒業証書授与式が挙行されました。式典の制限等が危惧されましたが、感染症対策を立てながら保護者の皆さまにはご出席いただきました。1・2年生はHR教室でリモートによる同時中継を実施することがでました。
 前日には卒業記念品(テント1張)の贈呈式が行われました。また、部活動功労賞の表彰式も。各部活動でリーダーシップを発揮し、一生懸命に取り組んだ結果、各部活動の生徒を代表して記念のメダルが授与されました。 
 その後、分教室の代表が3年間のお礼の言葉を音声録音したものを流し、共同情報の授業や学校行事での思い出が語られました。そして、同窓会である「友城会」の入会式も行われ、理事も任命されました。
 また皆勤賞・精勤賞の授与。3年間、ほとんど休むことなく学校に通い続けたことは、将来の生活の中で必ず活かされます。今後も健康管理に充分気をつけて欲しいと願っています。  
 45回生は1年時の後半から、新型コロナウイルスに翻弄されてきた学年です。たくさんの我慢を強いられ、辛い日々を凄しました。行事の制限や修学旅行の延期と縮小、分散登校や長い休校期間など、様々なことを経験しました。
 卒業式当日、そのような思いを背負いながら緊張の面持ちで登校。いよいよ式典が始まります。凛々しく堂々とした姿での入場。3年間の成長が伺えます。国歌斉唱の後、卒業証書授与。146名の呼名。体育館に響き渡る大きな声で、全員が「はいっ!!」と返事で応えてくれました。
 校長式辞。WANIMAの歌詞の中の「悲しいときは笑って寂しいときは声出して 雨はいつまでも続かない 土砂降りも楽しもう」との言葉を引用し、「自分の人生は自分で責任をとるもの」「さまざまな選択肢の中から自ら断で選ぶことで、他人の所為にせず、責任をもって納得して生きることにつながる」との激励のお言葉をいただきました。
 またPTA会長の祝辞では「新たなステージで光り輝くために、また、こんな時代だからこそ、なおさら大きな夢を持ち、そして、その夢を決意に変えて、自分の未来に突き進んでください」とのお言葉。祝電披露ののち、在校生からの送辞。45回生との様々な思い出が語られ、「失敗を恐れず、挑戦し続ける姿勢を忘れることなく、一歩一歩前に進んで行ってください」と、卒業生への心温まる言葉がありました。
 

 卒業生答辞。厳粛な卒業式のクライマックス。「私たちの周りには温かい人たちがいて、自分たちのことを愛してくれている、そんな恵まれた環境にいることを実感できました」「ここまで支えてくれた家族へ 毎日当たり前のことを当たり前にしてくれてありがとう。自分が悪いと分かっていても冷たく接してしまう時がありましたが、次の日には何事もなかったかのように普通に接してくれてありがとう。」との感謝の言葉。卒業生代表が3年間の思い出と決意を語りました。
 卒業式歌並びに「校歌」は音声のみでしたが、多くの場面で唄ってきた校歌が心に染みました。 
 保護者代表からの謝辞ののち、卒業生退場。全てのクラスの「ありがとうございました」との言葉。会場を出て行く姿に成長がにじみ出ていました。卒業生が退場の後、学年主任が保護者へ向けて挨拶。
 卒業生は教室へ向かい、最後のLHRへ。担任の先生から卒業証書を手渡されました。クラスメイトが集まるのもこの日が最後。担任の先生や友人との名残惜しい貴重な時間です。 
 たくさんの思い出が詰まった姫路別所高校。本当に色々なことがありました。学年の先生の愛情に包まれた45回生の皆さんの今後の活躍を心から祈っています。
 解散後、お世話になった先生や友だちと写真をたくさん撮っていました。
 第45回卒業生の皆さん。ご卒業おめでとうございます。自分の幸せを自分でつかんでください。そしてなりたい自分のカタチを目指して一歩一歩、着実に成長してください。  
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