第47回交流文化祭
(2021.12.9)
 「Step to the future〜この一瞬の煌めきを未来へ〜」とのテーマを掲げ、第47回交流文化祭が盛大に開催されました。 9月の緊急事態宣言下での開催を避けて12月に延期し、例年通りの内容で実施することができました。

 今回は保護者の見学も再開し、生徒たちの成長した姿を見ていただくことができました。PTAの催し物もいつも以上にグレードアップしてました。例年は夏開催なのでクラスTシャツを制作していましたが、初めての冬開催なので長袖のパーカーやトレーナーに代わりました。
 
 11月中旬から、放課後の文化祭の準備は16時50分までとし、17時からは部活動に参加するよう、限られた時間の中でメリハリをつけた活動を心がけました。
 当日、午前中は体育館でのステージ。軽音楽部のオープニングセレモニーの後、当日までの取組や各出し物のインフォメーション。更に軽音楽部の文化祭ライブ。熱気あふれるステージでした。体育館は寒さ伊対策のために大型ヒーターをフル稼働。 座席もフィジカルディスタンス。
 そして2年生によるダンス。「パーフェクト2−1マン(1組)」「芝崎卍会(2組)」「We are やっさんstudents(3組)」などのダンスユニット名を掲げて、担任の先生も一緒になって各クラスで思う存分に踊りました。吹奏楽部による「音楽の力でコロナを吹き飛ばせ!」。聞きなれた曲が印象的でした。 
 交流文化祭は、県立姫路特別支援学校との交流も兼ねています。交流学習が再開し、訪問した生徒がお出迎え。笑顔が素敵でした。30年以上続けてきた学校間交流。このような状況にも負けず、「交流」を続けることができました。
 3年生は模擬店。「YOSHIKURA BUCKS(1組)」によるチーズハットグとスタバ風ドリンク。入念な準備で凄い行列ができました。「豚汁レストラン(2組)」では大型鍋での豚汁。炊き出しみたいでしたが、味は抜群でした。「スナック あつし(3組)」ではワッフルとドリンク。甘くておいしいワッフルは最高でした。
 「おくとぱす北垣(4組)」では、その名の通りのたこ焼き。苦戦していましたが、最後の方はたこ焼きらしくなってきました。シールドを使って対面販売し、商品の受け渡しもビニール手袋を使いました。購入の際は必ずアルコール消毒。模擬店での販売は、徹底した対策を考えていました。
 生徒会では、フランクフルト。焼くだけなので効率が良かったようです。中庭にテーブルを設け、カフェテラスのように食事をしていました。1年生は教室での出し物。1組は「なんか1−1クリスマス」。サバゲ―やヨーヨーすくい、射的、千本引きなどのイベントでした。2組は「コスプレしたら案外映えた件」と題し、インスタ映え空間を演出。コスプレも。3組は「雄士くんから挑戦状」。ダーツやブラックBOXで盛り上げました。
 書道部による展示は圧巻。近畿総文に出展された「自我偈一節」。見事な書でした。伝統文化部(茶道)によるお茶会、美術部や写真部の作品展示、文芸部や伝統文化部(華道)、コンピュータ部の作品や催し物もにぎやかに行われていました。文化部のパワーに圧倒されました。
 今年は寒さの関係で野外ステージの設置ができませんでしたが、体育館内でフォークソング部や有志のダンスパフォーマンスを披露。「いか様ピーナッツ」「BTB」「T.K」「チェリーズ」「solo runner」によるステージ。日ごろの練習の成果を発揮することができました。来年こそは絶対に「フェス」を実現したいと思います。
 交流文化祭を迎えるにあたって、各クラスで意見を出し合い、そして悩み、たくさんのことを学びました。一人ひとりが真剣だからこそぶつかり合います。みんなが意見をぶつけ合って一つの作品を完成させます。だからこそ行事で成長できると思います。
 最後に生徒会長からの挨拶。長い時間をかけて取り組んできたみんなに対してねぎらいの言葉とともに、これからの決意が語られました。これで全てのスケジュールが終了。みんなで片づけに入りました。
 昨年に続いての大きな取組は、巨大なバックパネルの制作。舞台の上に横7m×縦4mの作品を6月中旬から有志が集まって制作。夏の暑い日から汗を流しながら、原画作成から下書き、色入れまでを全部自分たちの手で完成させました。今年も見事な作品が完成しました。 
 交流文化祭に際して、PTAの皆さま、北野産業様、ダスキンレントオール様、有研様、姫路市保健所様など多くの方々のバックアップにより、成功を収めることができました。心から感謝申し上げます。
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