第45回交流文化祭
(2019.09.26)
 「この一瞬を永遠に!!〜僕らのアオハル〜」のテーマを掲げた第45回交流文化祭が盛大に開催されました。例年の日程から大幅に変更し、夏休みの準備期間を有効に利用した文化祭となりました。

 午前中は体育館でのステージ。吹奏楽部によるオープニングセレモニー。兼本校長の挨拶の後、フォークソング部によるライブ。凄い熱気に包まれました。
 そして2年生によるダンス。「ALL WANNA DO!!(1組)」「DANCING MATSUTANI with 2-2〜2019〜(2組)」「Dance de Watarai(3組)」「プロデューサー・アツシ・フルタニ(4組)」などのダンスユニット名を掲げて、担任の先生も一緒になって各クラスで思う存分に踊りました。
 交流文化祭は、県立姫路特別支援学校の1年生との交流も兼ねています。5月下旬に交流学習に参加し、今回はお迎えする番です。30年近く続けてきた学校間交流。これからもずっと続けていきたいと思います。今も分教室の空手部による演武。なかなか割れない板を真っ二つ!!痛そうな顔をせずに頑張りました。
 3年生は模擬店。「長元あげあげ(1組)」ではカツサンドとチュロスを、「川村屋(2組)」では焼うどん・パンケーキ・焼マシュマロを、「福々屋(3組)」ではから揚げ・トルネードポテトを、「お食事処井口(4組)」では焼き鳥丼とタピオカジュースを販売。昨年よりも更に増量し、みんながお腹いっぱいになりました。
 どこの店も長蛇の列。姫特本校生の作品展示。分教室のショップ「しらさぎ」での共同販売。PTAによるお菓子のつかみ取りも盛り上がりました。また生徒会によるポップコーンも大人気。
 1年生は学年で展示にチャレンジ。「怖いものニフレル」というテーマで、体験型の「おばけ」のテーマパーク開催。リアル過ぎて写真のチョイスが難しいです。
  華道部はカラフルな生け花。茶道部によるお茶会、姫路特別支援学校生の作品展示、美術部の油絵展示や写真部の絵葉書販売、書道部の作品展示、文芸部のシールや栞の販売など文化の香りのする催し物が大盛況でした。
 今年度初めての試みが中庭に設けた「野外ステージ」。PTAのバックアップのもと高さ2m、幅10mの屋外ステージを設置。有志によるダンスや歌など、晴天の中で食事をとりながら「フェス」をイメージして実施しました。最高の盛り上がりでした。来年も続けていけたらと思っています。来年の課題は「雨」の時。来年度へ向けて。生徒会とともに考えていきます。
 交流文化祭終了後のアンケートによると、交流文化祭の満足度は81.6%。野外ステージは91.0%の生徒が「よかった」との評価をいただきました。また、文化部の展示については83.6%の生徒が高評価をしてくれています。
 文化祭の感想を聞くと、「すごく楽しかった」「生徒会としての夢が叶った」「野外ステージをこれからも続けてほしい」「ダンスがカッコ良かった」「文化部の展示がすごかった」など、みんなの貴重な意見がたくさん寄せられました。
 交流文化祭を迎えるにあたって、各クラスで意見を出し合い、そして悩み、たくさんのことを学びました。一人ひとりが真剣だからこそぶつかり合います。みんなが意見をぶつけ合って一つの作品を完成させます。だからこそ行事で成長できると思います。
 最後に生徒会長からの挨拶。長い時間をかけて取り組んできたみんなに対してねぎらいの言葉とともに、これからの決意が語られました。
 会場の片付けもスムーズに行われ、ゴミひとつない体育館へ元通り。短時間で片付けが終わりました。  全体の時間もずれることなく、すべてが時間通り。みんなの協力で大成功の交流文化祭になりました。 
 今回の大きな取組のもう一つは、巨大な横断幕。舞台の上に横7m×縦4mの作品を7月から有志が集まって制作。夏の暑い日を汗を流しながら、原画作成から下書き、色入れまでを全部自分たちの手で完成させました。見事!!!感動しました。
 9月26日、全校生徒が大きな一歩を踏み出せたのではないでしょうか。
 2学期は修学旅行や球技大会など行事が目白押し。普段の学習をベースにして、一歩一歩成長してほしいと願っています。
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