七夕
(2018.7.7)
 夏恒例の七夕祭りを開催しました。笹を飾り、短冊に願い込めました。
 笹竹に短冊をつるして願い事をするようになったのは、江戸時代から。手習いごとをする人や、寺子屋で学ぶ子が増えたことから、星に上達を願うようになりました。本来はサトイモの葉に溜まった夜露を集めて墨をすり、その墨で文字を綴って手習い事の上達を願います。サトイモの葉は天からさずかった水を受ける傘の役目をしていたと考えられているため、その水で墨をすると文字も上達するといわれているからです。 
 こうした本意を踏まえると、短冊には「○○が欲しい」というような物質的な願いごとではなく、上達や夢を綴ったほうがよいとされています。たくさんの短冊を見ていますと、学業のことや友達のこと、学校のことなどいっぱい叶えたい夢があるようです。 さてどれだけの夢が叶うでしょうか。楽しみですね。
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