第44回交流文化祭
(2018.06.08)
 「はじけろ〜青春の1ページに記憶を残せ〜」のテーマを掲げた第44回交流文化祭が盛大に開催されました。この日のために、全員で一致団結しながら準備に励んでいました。

 午前中は体育館でのステージ。吹奏楽部によるオープニングでバトン部とコラボ。校長挨拶の後、再びバトン部の演技「Happiness Catch again!!」。伸び伸びと踊っていました。
 昨年、全国大会に出場したフォークソング部による文化祭ライブ。会場内をすごい熱気で包んでくれました。午後に開催していた有志のダンスや歌も午前の部へ。有志のメンバーは大勢の人が聞いている中で歌うことを心配していましたが、やり切った時の顔は満足そうでした。
 そして2年生によるダンス。「メガバイト」「Let's enjoy」「2年3組にダンスは難しい。」「新婚さんいらっしゃい」などのダンスユニット名を掲げて、担任の先生も一緒になって各クラスで思う存分に踊りました。
 交流文化祭は、県立姫路特別支援学校の1年生との交流も兼ねています。5月下旬に交流学習に参加し、今回はお迎えする番です。30年近く続けてきた学校間交流。これからもずっと続けていきたいと思います。今年初めて、分教室も舞台に参加。日頃から稽古してきた空手の演武を披露してくれました。
3年生は模擬店。「やきとりちゃん(やきとり)」「こんちゃんのキムそば(焼きそば・豚キムチ)」「コバンクフルト(フランクフルト)」「RyUFOとりモーヴ(そばめし・焼マシュマロ)」「フジモナルド(ハッシュドポテト・パンケーキ)」などを売り、昨年よりも増量したはずが売り切れ続出。みんなで協力しながら調理したり、宣伝したりしました。
 どこの店も長蛇の列。来年は、もっと販売数を増やして、ギリギリまで販売できるように考えようと思います。 分教室のショップ「しらさぎ」での共同販売。PTAによるお菓子のつかみ取りも盛り上がりました。
1年生はクラスを使った展示。「Watarai'a game room(スーパーボール流し・モグラたたき・的当て)」「made in 古谷(迷路)」「Forest Land(ボーリング)」「ユニバーサルスタジオBESSHO(箱の中身はなんだろな)」など、多種多彩の展示。4階フロアも盛り上がっていました。
 華道部はカラフルな生け花。茶道部によるお茶会、姫路特別支援学校生の作品展示、美術部や写真部、書道部、文芸部、華道部。ボランティア部は熊本県立甲佐高校との交流を紹介し、ビデオレターをテレビで流しました。 
 今年度初めての試みとして「交流スタッフ」を募りました。姫路特別支援学校の皆さんの来校から帰校まで、会場を案内したり、食事を一緒にしたり、至らないところはたくさんあったと思いますが、一生懸命に取り組むことができたのではないかと思います。今回体験した生徒の意見を集めて、来年度はさらに充実するように企画しようと思います。
 3日ほど前からに雨の予報があり、場所移動についてはギリギリまで悩みましたが、模擬店やバザーの場所変更をしなければならない事態について、朝から臨機応変に生徒が動き、トラブルを乗り越えることができました。
 文化祭の感想を聞くと、「すごく楽しかった」「2日間開催したい」「ダンスがカッコ良かった」「文化部の展示がすごかった」など、みんなの貴重な意見がたくさん寄せられました。
 交流文化祭を迎えるにあたって、各クラスで意見を出し合い、そして悩み、たくさんのことを学びました。一人ひとりが真剣だからこそぶつかり合います。みんなが意見をぶつけ合って一つの作品を完成させます。だからこそ行事で成長できると思います。
 最後に生徒会長からの挨拶。生徒会長としての1年間、執行部のみんなとともに多くの改革を推進しました。その集大成が交流文化祭です。本当にご苦労様!!みんなよく頑張りました。
 会場の片付けもスムーズに行われ、ゴミひとつない体育館へ元通り。短時間で片付けが終わりました。  全体の時間もずれることなく、すべてが時間通り。みんなの協力で大成功の交流文化祭になりました。 
 6月8日、全校生徒が大きな一歩を踏み出せたのではないでしょうか。
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