第43回交流文化祭
(2017.06.09)
 晴天に恵まれて、「MAKING A MEMORY 〜笑顔で飾ろう この一瞬を〜」のテーマを掲げた第43回交流文化祭が盛大に開催されました。この日のために、全員で一致団結しながら準備に励んでいました。

 今回は、例年の2年生のダンスや3年生の模擬店に加えて、1年生の取り組みとしてHR教室内での「催し物」を実施しました。「迷路」や「バルーンアート」、お化け屋敷ならぬ「お化け博覧会」、そして法律を学んで、「カジノ」にも挑戦しました。
 体育館では吹奏楽部・バトン部によるコラボ企画でオープニングを飾り、続いてフォークソング部。小話を取り入れながらの掛け合いは面白かったです。
 そして2年生によるダンス。「No.1」「洋平とゆかいな仲間達」「Let's show time!!!」「24class」「Have a good time」のダンスユニット名を掲げて、担任の先生も一緒になって各クラスで思う存分に踊りました。
 交流文化祭は、県立姫路特別支援学校の1年生との交流も兼ねています。5月下旬に交流学習に参加し、今回はお迎えする番です。30年近く続けてきた学校間交流。これからもずっと続けていきたいと思います。
3年生は模擬店。「Yakisoba31(やきそば)」「揚げAGEボール〜初夏の訪れ(揚げたこやき)」「Born Ban ice・33(アイス・ジュース)」「四組ノ森丼(焼鳥丼)」「かすていら(カステラ)」などを売り、売り切れ続出。材料の計算や買い物、売り上げの予測など、何もないところからのスタート。みんなで協力しながら調理したり、宣伝したりしました。
 どこの店も長蛇の列。来年は、もっと販売数を増やして、ギリギリまで販売できるように考えようと思います。 分教室のショップ「しらさぎ」での共同販売。PTAによるお菓子のつかみ取りも盛り上がりました。
 体育館では有志によるライブ。ダンスあり、弾き語りあり。校内のオーディションを経て当日を迎えたみんな。 緊張感があって、見事なパフォーマンスでした。
 華道部はカラフルな生け花。茶道部によるお茶会。姫路特別支援学校生の作品展示、美術部や写真部、書道部、ESS部、文芸部の展示も賑やかでした。 
 ボランティア部によるポスターセッションも実施。熊本の震災について調べ、地震によってどんな被害が生じるのか。自分たちができることは何かなど、様々な角度から調査し、みんなの前で発表しました。 
 本校は熊本県益城郡にある熊本県立甲佐高等学校と学校間交流を始めようとしています。「いま私たちができること」とは何かを考えるきっかけになりました。
 文化祭の感想を聞くと、「すごく楽しかった」「もっといろいろ食べたかった」「晴れてよかった」 「ダンスがカッコ良かった」「1年生の時にクラス展示したかった」など、みんなの貴重な意見がたくさん寄せられました。
 文化祭を迎えるにあたって、各クラスで意見を出し合い、悩み、言い合いになり、たくさんのことを乗り越えてきました。一人ひとりが真剣だからこそぶつかり合います。みんなが意見をぶつけ合って一つの作品を完成させます。だからこそ行事で成長できるのだと思います。
 最後に生徒会長からの挨拶。文化祭までの日々を思い返し、様々な取り組みにスポットライトを当てて話をしました。生徒会長としての1年間、執行部のみんなとともに多くの改革を推進しました。その集大成が交流文化祭です。本当にご苦労様!!みんなよく頑張りました。
 会場の片付けもスムーズに行われ、ゴミひとつない体育館へ元通り。短時間で片付けが終わりました。  全体の時間もずれることなく、すべてが時間通り。みんなの協力で大成功の交流文化祭になりました。 
 6月9日、全校生徒が大きな一歩を踏み出せたのではないでしょうか。
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