第38回卒業証書授与式
(2015.02.27)
卒業式前日
 第38回卒業証書授与式を控え、各種表彰式並びに同窓会「友城会」への入会式が行われました。

 PTA役員の皆さんの入場後、卒業記念品贈呈式。記念品として生徒用の提出物ロッカーを3学年分(職員室前に設置)と時計1つ(食堂に設置)を贈呈しました。

 続いて部活動功労賞表彰式。学年主任の呼名で部活動で活躍したメンバーを表彰。それぞれの部活動からの代表が賞状とメダルを受け取りました。

 さらに表彰伝達式。3年生の男子生徒が「善行表彰」として姫路市から受けたものを卒業生を前にして披露。「困っている人を助ける」という勇気ある行動に対して賞賛の拍手が送られました。

 

 今年度の成果は各種検定で3年間頑張った結果が出たことです。全商協会の商業検定に挑戦し、「簿記」「ビジネス文書」「情報処理」「電卓」などの1級を合格し、「4種目合格」が1名(女子)、「3種目合格」が4名(男子2名、女子2名)という本校初の快挙を達成しました。授業や放課後、祝日の補習に参加し、部活動と学業を両立させながら力をつけました。
 そして同窓会の入会式。
 卒業生としての儀式。40年の歴史ある本校の同窓会に入会し、今後とも卒業生としての誇りを持って生きて行ってほしいと思います。
 最後はLHR。クラスに戻って最終の連絡。と思った矢先、38回生全員からのサプライズ。全員からの大合唱。レミオロメンの「3月9日」を唄ってくれました。 

瞳を閉じれば あなたが
まぶたのうらに いることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとってわたしも そうでありたい

この先も隣で ずっと微笑んで  

 あの瞬間、38回生の卒業式は必ず成功すると確信しました。

 すべての先生が涙しました。

 心からありがとう。

 まぶたのうらにみんなの笑顔が映っています。

卒業式当日
 
 晴天に恵まれ、第38回卒業証書授与式が挙行されました。昨日のサプライズの余韻が残る中、最後のSHR。各クラスで今日のよき日を互いに喜び合いました。
 保護者、1・2年の在校生、来賓の皆さまに見守られながら卒業生が入場。凛とした会場に正々堂々と立派に成長した一人ひとりが迎えられました。
 卒業証書授与。男子57名、女子126名の計183名の呼名。体育館に響き渡る大きな声で、全員が「はいっ!!」と返事で応えてくれました。そこに成長の姿があらわれていました。
 続いて皆勤賞・精勤賞の授与。皆勤賞は10名、精勤賞は25名。計35名の生徒が表彰を受けました。3年間、学校に通い続けたことは、将来の生活の中で必ず活かされます。今後も健康管理に充分気をつけて、これを生涯続けてほしいと願っています。
 校長式辞。私たちを見守って下さった校長先生からの温かいお言葉をいただきました。
その中で、
「一人ひとりが十年後にどうなっているか、その姿に自分で責任を持たなければならない。」
「道に迷ったり、何か辛いことに直面したときには、皆さんが学んだこの学校と仲間達のことを思いだしてほしい。きっと困難に立ち向かう勇気が湧いてくる。」
そして、はなむけの言葉として次のような言葉が送られました。

 

くじけそうなのは
   あなたが進んでいる証
しかられたのは
   あなたが愛されている証
つらいのは
 あなたがあきらめていない証
「生きている」という証を、感じて欲しい

 来賓祝辞や祝電披露ののち、在校生からの送辞。38回生との様々な思い出が語られました。部活動のことや学校行事での思い出など、卒業生への心温まる言葉をいただきました。

 卒業生答辞。厳粛な卒業式のクライマックス。卒業生代表が3年間の思い出と決意を語りました。

 「一度や二度の挫折に負けず、強靭な精神をもって前向きに努力すれば必ず道は開ける」

 「今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる」

 「困っていれば、先生、家族、友達が助けてくれる」と、後輩たちに熱く訴えかけました。

 卒業式歌斉唱。「仰げば尊し」「蛍の光」を心をこめて歌い、最後に「校歌」斉唱。多くの場面で唄ってきた校歌を大合唱しました。
 保護者代表からの謝辞ののち、卒業生退場。全てのクラスの「ありがとうございました」との言葉が心に突き刺さりました。会場を出て行く後ろ姿に成長がにじみ出ていました。
 最後のLHR。担任の先生や友達とのお別れです。

 生徒や先生作成のVTRを披露したり、担任へのサプライズ。あるクラスでは担任の先生がVTRを通じてクラスメイトに思い出を語っていました。その時担任の先生は席を外していたようですがおそらくどこかで泣いていたんでしょう。 3年のクラスが始まった時に桜の木の下で写真を写したクラスは卒業式直後に桜の木に集合。同じ位置で誰も欠けることなく全員で写真を撮りました。10年後にまた撮るそうです。

 みんな別れを惜しみながら、いつまでも学校に残っていました。

 いよいよそれぞれの舞台に旅立っていきます。たくさんの思い出は心の中でいつまでも 光り輝くことでしょう。

 疲れたり、困ったことがあればいつでも帰ってきて下さい。悩むということは成長しようとしている証拠です。

 38回生のみんな。卒業おめでとう。

 先生はみんなのことが大好きです。

 前途洋々!!君たちの船出に心から敬意を表します。

 がんばれ!!とことんがんばれ!!

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