■沿革
  
大正11年(1922)3月31日に大阪市北区玉江町に本校の前身である 「中外商業学校」が設立され、同年4月1日に尼崎市中在家西性寺に「私立技芸学館」 が設立されました。その3年後に「中外商業学校」を尼崎市塚口町5丁目に移築、 昭和26年(1951)4月1日、それぞれ高等学校になった「中外商業高等学校」と「琴浦女子高等学校」が統合され「尼崎市立北高等学校」として設立されました。同年10月1日、兵庫県に移管され、「兵庫県立尼崎北高等学校」として設立され現在に至っています。
  
本校が設立される過程において、文化のシンボルである高校の設立をこの地にと願う人々の熱い思いや期待を受けて、多数の人々の支援と努力の結実が現在の基をなしています。
  
平成13年(2001)10月1日には県立尼崎北高等学校として50周年を迎えました。創立100周年記念 (尼崎北高等学校創立70周年)記念式典が令和3年10月2日にあましんアルカイックホール大ホールにて盛大に開催されました。詳細については同窓会ホームページをご覧ください。

■校 訓

自主 自律 愛情 協調
希望を高くかかげ
世俗の混濁にそまず
互に信じ、助け合って
労苦をいとわず努める
だから尼崎北高校は
いつも伸び伸びと明る
不断に前進を続けてやまぬ

■校 章

高校生らしい、清純さスマートさを以て、ひたすら学業に没頭し、やがて国民の中堅として、活躍する像を描いてデザインの基とした。
北の文字をできるだけ単純な形に表し、しかも瀟洒に図案化して、平和、協調、飛躍、共学を象し、特に男生徒用には、全体丸みをつけると共に、 鋭さを加え、円満な人格と鋭敏な心情を表し、銀色に輝く端正さを表象した。 女生徒の薄いコバルト色は、清澄な深さと純真に輝く端麗さを表象した。

作成者・石田三男先生(旧職員)のことば(創立15周年記念誌より)

■特色   
「自主・自律・愛情・協調」を校訓とする。自主性を重んじ、部活動でも数々の全国大会出場などの実績を持つ。
  
多くの有能な人材を輩出し、地域の進学校としても期待されており、環境類型を中心にエコスクール「地球、地域とつながる尼北」を目指している。

■教育目標
  • ① 自主的・積極的な学習態度と創造力・持続力の育成をはかる。
  • ② 道徳性の涵養と健全な生活態度・生活習慣を育成する。
  • ③ 人間尊重の精神と国際理解に基づく共生の心を育成する。
  • ④ 命と健康を大切にし、たくましく生きる力を育成する
  • ⑤ 「地球・地域とつながる尼北」を合言葉に、国際的視野に立脚し、地域の人と自然を大切にする教育を推進する。