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第45号
2010年9月1日(水)
夢に挑戦する相産づくりを目指して
         相産ブランド」の誇り高き生徒づくり  校訓「誠実」「創造」「努力」
 
<写真;高砂市堀川河口>
○ 8月29日(日)少林寺拳法部が第64回兵庫県民
 大会(少林寺拳法兵庫県大会)で大活躍しました。
   すべて1年生を選手として出し、一般男子優勝、一
 般男子級拳士第3位、一般女子級拳士優勝を成し遂げ
 ました。おめでとうございます。日頃の鍛錬のたまも
 のです。
○ 9月1日(水)2学期始業式(全日制)で以下のよ
 うな話をしました。実際のスピーチはこの内容を短縮
 しました。福井先生の講演にふれる時間がありません
 でした。


願い(講演を通して2つ)

1 8月2日(月)西播磨地区校長会がありました。その中で福井
 薫姫路工業高校元野球部監督に「今日の教育と部活動の意義」と
 題して話をしていただきました。福井先生は本校の卒業生です。
   話の要旨は「28年前に転勤した当時は姫路で2校の荒れた学
 校があり、姫工がその1校であった。野球部については凡打・攻
 守交代の時の全力疾走、意味のある声だし、工夫をモットーに私
 学に負けない部を作ろうとした。そのために“いい型”にはめ、
 あひる(挨拶の“あ”、人の話を聞こうの“ひ”、ルールを守る
 の“る”)を徹底した。ある年、抽選で報徳学園との試合のくじ
 を引いてきた。シーンとする生徒達を前に甲子園への目標の大切
 さを話し込んだ。その結果、立ち向かう気力が生徒から出てきた。
 報徳には1対2で負けたがいい試合だった。その年、報徳は全国
 制覇した。報徳の生徒にとって全国大会のどの試合より、地方大
 会の姫工との試合が一番印象に残り、マスコミにその話をした。
 マスコミが姫工に取材に来た。そのことも部員が自信を付けるき
 っかけになった。その結果、全国選抜大会に3回、全国選手権大
 会に2回の出場を果たした。その間、生徒指導部長の努力もあり、
 学校は大きく変わった」でした。豊富な実例を昨日のことのよう
 に思い出されながらの講演内容でした。身近なところ(福井先生
 は野球部)から変えていくことが学校全体を変えることになりま
 した。そのことは、自分が変わることにより、周囲が変わること
 を実感させられる講演でした。まわりが悪いと嘆いても何も変わ
 りません。まず、自分から変わることが大切です。相手ではあり
 ません。そのことはぜひ、知ってほしいと思いました。
<写真下;
神戸東公園より神戸市役所を臨む>
 
 2 8月14日(日)前の勤務校の同窓会総会がありました。講師の久保利明棋王・王将2冠
   は前任校に在籍したことがあったので、私の方で同窓会に紹介し、来てもらうことになり
   ました。
     彼は演題「棋士の眼~“決断”を見極める~」としてこんな講演をしてくれました。
   
「(1)父と祖父との将棋を見て面白いと思い、4歳のときから将棋を始めた。研修会には小
   学3年から、奨励会には小学5年から所属していた。奨励会の10人に1人がプロにな
   るライバルが2名おり、2名とも高校を中退した。父親は『高校だけは出とけ』といっ
   たが、師匠は『この子は確実にプロになれます』といって父親を説得した。3段リーグ
     で30人中、2名がプロに進める。26歳までにプロにならなければ、プロをあきらめ
   るように宣告される。夢の中で、26歳までにプロになっていない自分が出てきた。精
   神的に追い込まれて、負けてしまった。半年後のリーグ戦のときは無心で勝負をかけて
   勝ちきった。
  
 (2)私には将棋の3ケ条がある。

      ① 勝ち負けは進歩するために必要なもの。
      ② 最後まで絶対にあきらめない。
      ③ 将棋を楽しむ、である。そう思えるようになってから勝負が楽しくなった。成績が
         上向いてきた。タイトル戦で羽生名人に4回負けた。そして5回目の挑戦で、羽生名
     人に4勝2敗で勝ったときは、負けたときでも充実感があった。

 (3)将棋を世界に普及させたい。中国には将棋人口が50万人いる。フランスで将棋のデ
   モンストレーションを実施したが、100人が参加した。将棋の世界大会を実現したい。」
 
   久保2冠の将棋の3ケ条である ① 勝ち負けは
    進歩するために必要なもの。② 最後まで絶対にあ
  きらめない。③ 将棋を楽しむです。そう思えるよ
  うになってから、勝負が楽しくなったと言ってい
  ます。
   生徒諸君も試合、大学・就職受験で勝ち負けは当
  然起きることです。それに一喜一憂することなく、
  強気で諦めず勉強して、楽しみながら勝負するんや
  といった姿勢で物事に取り組んでください、必ず人
  生の扉がプラスに開けます。
<写真;松山市・小泉八雲像前>

お知らせ(5つ)

1 8月12日(木)本校の生徒が在籍していた出身中学校11校を訪問し、これまでの訪問
 校の合計が36校になりました。今回の訪問は卒業生を送り出していただいたお礼、本校・
 私の紹介以外に、西播磨地区中学校の訪問を通して地域を実感したかったこともありました。
 その目的は達成されたと感じています。今回の訪問を通して、以下のことを感じました。

(1)本校の評判は良い。
  例 生徒を育ててくれる。部活動が盛んである。生徒指導がしっかりしている。

(2)当たり前のことですが、歴史のある校舎から新築されたばかりの校舎、街の真ん中にあ
  る学校から丘に「登る」学校、山手の学校から海辺に近い学校、1,000人を超える大
  規模の学校から小規模の学校等様々でした。それらを通してやはり西播磨地区は広いとの
  感じを持ちました。

(3)多くの中学校で「誰々の知り合いです」「誰々に御世話になりました」と声をかけられ、
  世間は広いようで繋がりは濃いと感じました。

2 8月13日(金)第10回高校生ものづくりコンテスト近畿地区大会・機械部門―旋盤作業
 が大阪府摂津市ポリテクセンター関西で行われました。本校生の中川君が県大会優勝して出
 場しました。2時間の時間内でいかに正確に与えられた課題(一箇所はその場で課題が与え
 られる)をこなすか、各県大会を勝ち抜いた9校で競いました。中川君はギリギリの1時間
 59分で作品を仕上げました。審査の結果、84点、第6位になりました。優勝は大阪府立
 淀川工科高校で、98点でした。ハイレベルの戦いでした。中川君ご苦労様でした。また、
 関係の先生方ご苦労様でした。

3 9月10日(金)タイ王国よりラピンさん(日本でいう中等学校の教頭さん)がタイ王国
 を代表する形で、本校に来られます。本校定時制の中川教頭が8月16日から23日まで8
 日間、教育視察に行ってこられました。その交流としてタイ王国から来られるもので、9月
 6日からの8日間の1日を日本の高等学校の教育視察として、本校に来られます。ラピンさ
 んには日本の代表としての授業や学校経営を見てもらいたいと考えています。ちょうど10
 日、その日にNHKが取材に来ます。『あほやねん、すきやねん』と言う番組です。実況生
 中継です。

4 部活動では野球部が西播大会を勝ち抜き、県大会に出場します。少林寺拳法部が県民大会
 で男女とも優勝しました。また、全国大会で5位になりました。弓道部が県大会に3名出場
 決定しました。

5 被服科が来年3月で閉科します。そのための準備が着々と進んでいます。12月12日(日)
 に相生市民会館を借りて、記念式典、大々的なファッションショーを行います。被服科卒業
 生1,620名、来賓140名への案内状を送ります。その参加結果によって、在校生がど
 の程度は入れるかが決定します。

以上で始業式の話を終わります。