3 教 職 員 編
(1) 電子メールについて
3-1-1 メールでの交流
 電子メール(以下メール)によるコミュニケーションでは、お互いの顔が見えないので細かいニュアンスが伝わらず、誤解を生じることがあります。文章表現には十分注意させて下さい。
3-1-2 人権の尊重
 相手の人権を侵害することのないよう十分指導して下さい。また、嫌がらせや脅迫めいたメールを受け取った場合は速やかに適切な対処をして下さい。
3-1-3 プライバシーの尊重
 守秘義務を遵守し、児童生徒のプライバシーを守って下さい。
3-1-4 覗かれるメール
 メールは、ネットワーク上に点在するいくつかのコンピュータを経由して配信されるため、その経路のどこかで他人に覗き見られる恐れがあります。この点を児童生徒に十分認識させて下さい。また、公文書等の送受信にも十分注意して下さい。
3-1-5 個人情報の保護
 個人情報の発信に際しては十分注意して下さい。また、児童生徒が勝手に他人の個人情報を発信しないよう十分指導して下さい。
3-1-6 メールでの売買
 学習活動の一環で、メールを利用して物品の売買や交換などをするときは必ず許可を得るよう指導して下さい。金銭に関する行為は、後で多額の請求が来るなどのトラブルを招くことがあります。
3-1-7 送信文書の形式
 メールはテキスト形式で送信するよう指導して下さい。一部のメールソフトはHTML形式にも対応していますが、多くのメールソフトは対応していないため、送信されたメッセージを正しく表示することができません。
3-1-8 使用できない文字
 半角のカタカナは使用しないよう指導して下さい。相手のコンピュータ環境によっては文章が正しく表示されない場合があります。
3-1-9 タイトルは簡潔に
 毎日たくさんのメールを受け取る人にも読んでもらえるよう、一目でメールの内容がわかるようなタイトルをつけるよう指導して下さい。また表示の関係から、全角20文字以内で簡潔に書くよう指導して下さい。
3-1-10 本文は簡潔に
 本文は、相手が読みやすいように簡潔に記述するよう指導して下さい。1行の文字数は全角で38文字程度とし、文頭を一字下げたり、段落の終わりに空白行を入れるなど、相手が読みやすい文章を心がけさせて下さい。
3-1-11 迷惑メール
 データ量が1Mバイトを越えるような大きな画像ファイル等を添付したり、特定の相手に大量のメールを送りつけると、ネットワークに大きな負担をかける上、相手のメールボックスを溢れさせる恐れがあります。メールボックスが溢れると、新しく送られてきた他のメールを受け取ることが出来なくなります。
3-1-12 添付ファイル
 コンピュータウイルスを含む恐れのあるファイルは絶対に添付して送らないよう指導して下さい。
3-1-13 メールアドレスは正確に
 メールの送信は、アカウント所持者の責任で行い、メールの出所を明らかにするために、氏名、連絡先やメールアドレスを明示するよう指導して下さい。また、相手先のメールアドレスを十分確認してから送信させて下さい。よく使用するメールアドレスはアドレス帳を利用させて下さい。
3-1-14 確認メール
 メールをくれた相手にすぐに返事が書けない場合は、「メールを受け取りました。」という確認のメールを出すよう指導して下さい。メールは届かないこともあるのでメールを送った側は届いたかどうか気になるものです。
3-1-15 チェーンメール
 チェーンメールとは「不幸の手紙」等のように、ねずみ算式に多くの人を巻き込み、ネットワークにも迷惑をかけるようなメールのことをいいます。善意によるものもチェーンメールになることがあるので、発信したメールが結果的にチェーンメールとならないよう、十分注意させることが必要です。またチェーンメールが送られてきた時は、転送せずに必ず破棄するよう指導して下さい。(Q1参照)
3-1-16 不審なメール
 出所不明の不審なメールは不用意に開かないよう指導して下さい。特に添付ファイルには注意させて下さい。コンピュータウイルスに感染する危険があります。
3-1-17 メーリングリストへの参加
 メーリングリストに参加するときは、そのグループの「案内」があるかどうかを確認し、ある場合にはその案内を読んだ上でその運営方針、特徴を調べてからメーリングリストに参加させて下さい。
3-1-18 話題に合わせる
 メーリングリストにメールを投稿する場合、これまでの発言内容の流れを十分に知った上で、話し合いの流れを進めるような内容のメールを投稿するよう指導して下さい。質問をする前には必ずFAQに目を通し、無駄な質問をしないよう指導して下さい。
3-1-19 メーリングリストへの投稿
 個人宛のメールを、メーリングリストに投稿させてはいけません。誤って送ると、グループ全員にメールが送られ、相手や多くの人に迷惑をかけます。投稿する内容はグループで討議するようなものにさせて下さい。
3-1-20 新着メールのチェック
 自分宛に新着メールが届いていないか、定期的にチェックする習慣をつけるよう指導して下さい。また、メールを溜めすぎてメールボックスを溢れさせないためにも、メールボックスを定期的に開き、不必要なメールは削除させて下さい。
3-1-21 メールアカウントの不正使用
 ネットワーク社会ではメールアカウントは一人一人のもの、というのが原則です。一つのアカウントを複数の人で使用したり、他人のアカウントを使用したりすることのないよう十分指導して下さい。特に、インターネットにつながったコンピュータが1台だけの場合は注意が必要です。
3-1-22 パスワードは大切に
 ネットワーク社会ではパスワードを自己管理することが大切であることを十分指導して下さい。
3-1-23 パスワードの管理
 パスワードに絶対的な信頼を置くのは危険です。パスワードはアルファベットの大文字、小文字、数字を組み合わせた複雑なものに設定し、他人に知られないような工夫をさせて下さい。また、頻繁に変更するよう指導して下さい。