(2) 全般的な運用について
4-2-1 窓口の一本化
 管理者は利用者および外部からのネットワークに関する連絡を受け付ける窓口となり、学校内とプロバイダ等との連絡・調整を行います。校外に対する窓口は、混乱を防止するため一本化しましょう。
4-2-2 ホームページのアップロード(29)
 ホームページ公開用サーバへのアップロードは、学校ID(30)を用い、必ず管理者が行いましょう。
4-2-3 問題発生時の対処
 運用に関して保安上の問題などが発生した場合に備えて、迅速に対応できる手順をあらかじめ定めておきましょう。問題発生時の状況改善の手順には、システム休止やそれにかかわる機器操作、教職員への告知などが含まれます。
4-2-4 現状の把握
 ネットワーク接続環境は、各学校により大きく異なるので、現在の状況を文書化し、問題発生時には、障害箇所の追跡ができるようにしておきましょう。ただし、管理者用パスワードなど、システムのセキュリティ(31)にかかわるようなものは知られないようにしましょう。
4-2-5 保守・管理
 システムの運用が適切に維持できるよう、コンピュータ、ネットワーク機器、学校ID、IPアドレス(32)等の管理・運用を行いましょう。特に、学校IDが不正に使用されないよう、注意しましょう。学校IDには、民間プロバイダと学校が契約して交付されたものを含みます。
4-2-6 システムについての提言
 ネットワーク環境などの変化に注目し、適切なシステム更新や運用方針を提言しましょう。
4-2-7 苦情処理
 外部に発信した情報にかかわる苦情に対しては学校長に連絡し、誠意を持って迅速に対応しましょう。
4-2-8 事実の把握
 メールで受け付けた投書の中には、利用者のメールアドレスなどが詐称されているものがありますので、厳正に調査した上で判断しましょう。
4-2-9 利用者のマナー教育
 利用者がネットワーク社会での常識ある振るまい方を身に付けられるように適切な研修・指導を行いましょう。児童生徒向け、指導者向けガイドラインに示されているマナーなどを、利用者に十分理解させましょう。
4-2-10 不正使用への対処
 不正使用等が明確になった場合は、ネットワークの一時使用停止などを含む適切な処置を行いましょう。
4-2-11 コンピュータウィルスへの対処
 コンピュータウィルスの侵入に対して、ウィルス検知ソフトウェアを導入するなど、十分な対処を行いましょう。ウィルスは新型が作られるので、検知ソフトウェアも常に最新のものに更新しましょう。
4-2-12 システムの保安
 出所の不明なプログラムや文書ファイルを実行したり、開いたりすることは、ウィルス感染を招くことがあるので、絶対避けましょう。
4-2-13 セキュリティの保護
 インターネットに接続されているコンピュータのセキュリティ保護に留意し、不正使用や、外部からの侵入を防ぎましょう。ダイアルアップ接続(33)の場合でも、接続中は安全とは言えない場合があります。
4-2-14 データの漏洩防止
 外部に接続しているコンピュータのハードディスク内に、校外に漏れてはいけないデータを置いておくことはやめましょう。守秘性の高いデータは、MO(34)などのリムーバブルメディア(35)に保存しましょう。
4-2-15 システムの保守
 使用しているOSやブラウザなどのセキュリティホール(36)情報等を絶えず収集しましょう。問題が発生した場合は、関係機関と連携して対処しましょう。