[留意点・工夫点] |
* | 牛のレバー、鶏のレバー、たまねぎ、ブロッコリー、などを冷凍して使うとよい。 |
* | 材料・薬品・器具はすべてよく冷やして使用する。 |
* | ろ過する際、ろ紙のかわりに三角コーナー用不織布を使うとよい。 |
* | 試料を多くする、ガーゼでしっかりと搾る、など純度より収量を多くすることを念頭において実験するとよい。 |
* | SDS溶液が無いときは台所用洗剤を数滴加えてもよい。レバーの場合は何も加えなくてもよい。 |
* | 操作2のとき、ろ過前の試料がプリプリしたゲル状であることを確認する。 |
* | 1〜2mol/lの食塩水がDNAを良く溶かすので食塩水濃度は1mol/lより下がらないように気をつける。 |
* | 最後のエタノール沈殿の際はできるだけ静かに混ぜる。 |
* | 精製のため食塩水に溶かすときには、エタノールが残っているとうまく溶けない。 |
* | 染色液は酢酸オルセインの他に酢酸カーミン、エオシンY、メチルグリーン・ピロニン、シッフの試薬が用いられることもある。 |
* | 遠心分離器・クロロホルムを用いても簡単にDNAを抽出できるが、高度な機材を用いたり、危険な有機溶剤を使用しなければならない。 |
* | 材料により操作が多少異なっており、また実験書によっても操作が異なっているので、自分で試してみて良い方法を探ることが望ましい。 |