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2015年4月~2016年3月の展覧会をご案内いたします。
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■ 出石焼いずしやき-但馬のくらしとやきもの-

    平成28年1月16日(土)~3月6日(日)


籠目小鳥細工花瓶 明治期後半 豊岡市蔵(出石明治館保管)撮影加藤成文


  
染付十六羅漢図水注 江戸時代後期
兵庫県立歴史博物館蔵
(山口コレクション)
【展覧会概要】
兵庫県北部の但馬地域に築かれた城下町・出石では江戸時代の終わり頃、出石焼とよばれるやきものが生まれました。江戸時代の出石焼は、白地に青色の文様を描いた染付が主力で、日々のくらしに用いるうつわを多く生産していました。 明治期に入ると、外部より教師を招くなど改良が進められた結果、出石焼は「雪よりも白い」と称えられる、精緻な細工を施した白磁が制作されるようになりました。 この改良の一つの到達点として「籠目小鳥細工花瓶」が挙げられます。作者の友田安清は、自ら考案した「友田絵の具」により、造形に優れた出石焼の白磁に多様な色彩をもたらしたのです。このように江戸時代後期に誕生し、近代に改良された出石焼は、現代も魅力ある作品が生み出されています。 この展覧会では、但馬の伝統工芸品を代表する出石焼の歩みを披露するとともに、出石焼というやきものを通じて、但馬の伝統的な生活文化の一端を紹介します。展覧会をとおして少しでも多くの方に、但馬の魅力に触れていただければ幸いです。

【会期等】

会 期:平成28年1月16日(土)~3月6日(日) 〔44日間〕
休館日:月曜日
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
会 場:兵庫県立歴史博物館 ギャラリー
    (〒670-0012 姫路市本町68番地 ℡ 079-288-9011)

主 催:兵庫県立歴史博物館 神戸新聞社
後 援:兵庫県 兵庫県教育委員会 豊岡市 豊岡市教育委員会
    NHK神戸放送局 サンテレビジョン ラジオ関西
協 力:山陽電気鉄道株式会社 株式会社山陽百貨店 神姫バス株式会社
助 成:芸術文化振興基金助成事業

【観覧料金】

大人 500円(400円)、大学生 350円(250円)、高校生 250円(170円)、
小・中学生 無料
※( )内は20人以上の団体料金
※障がい者及びその介護者、65歳以上の方は半額

  
染付唐草文天目台、白磁献茶碗
文化三年(1806) 寳珠寺蔵
【展示構成と主な出品資料】

第1部 江戸時代の出石焼

(1)出石焼の創始-陶器の時代-
  ・桜尾窯出土陶片〔豊岡市蔵〕

(2)磁器のはじまり-藩窯の時代-
  ・染付唐草文天目台および白磁献茶碗
  〔文化三年銘、寳珠寺蔵〕

(3)民間諸窯の繁栄
  ・染付藤文皿〔染付銘「対旭山」
   庫県立歴史博物館蔵(山口コレクション)〕
  ・染付芭蕉唐子図皿〔染付銘「永喜山製」
   兵庫陶芸美術館蔵〕

(4)くらしの中のうつわ-山口コレクションより-
  ・染付草花文輪花小皿〔兵庫県立歴史博物館蔵(山口コレクション)〕


染付藤文皿 江戸時代後期
兵庫県立歴史博物館蔵(山口コレクション)

染付祥瑞写丸文水指 江戸時代後期
兵庫陶芸美術館蔵 撮影加藤成文

  
色絵花鳥図水注 明治期前半
兵庫陶芸美術館蔵 撮影加藤成文

第2部 近代から現代の出石焼


(1)盈進社の設立と諸窯の変遷
 ・白磁籠目花瓶
  〔染付銘「大日本盈進社製」出石神社蔵〕
 ・色絵花鳥図水注
  〔染付銘「大日本盈進社」兵庫陶芸美術館蔵〕
 ・染付牡丹唐獅子文徳利
  〔染付銘「但馬出石稲毛製造」兵庫県立歴史博物館蔵〕

(2)さらなる出石焼の改良
 ・山水月出模様額皿
  〔染付銘「大日本帝國友田安清号九渓製之」個人蔵〕
 ・籠目小鳥細工花瓶
  〔染付銘「大日本但馬国出石磁器会社
 By The Artist Mr.Yasukiyo Tomoda of Izushi Porcelain Company Tajima Japan」
 豊岡市蔵(出石明治館保管)〕

(3)明治期の日常生活用品-山口コレクションより-
  ・染付山間二庵詩文皿〔染付銘「出石陶社」兵庫県立歴史博物館蔵(山口コレクション)〕
  ・赤絵雲龍図徳利〔墨書銘「礫川寫」兵庫県立歴史博物館蔵(山口コレクション)〕
  ・染付鶴山文土瓶〔染付銘「出石鶴山上製」兵庫県立歴史博物館蔵(山口コレクション)〕
  ・但馬名勝出石鶴山絵はがき〔兵庫県立歴史博物館蔵(高橋秀吉コレクション)〕

(4)伝統から芸術へ
  ・三代永澤永信作「赤絵染付松竹梅文菓子鉢」〔個人蔵〕
  ・三代永澤永信作「泰山木花瓶」〔個人蔵〕

    
白磁籠目花瓶 明治期前半
出石神社蔵 撮影加藤成文

染付牡丹唐獅子文徳利 明治期前半
兵庫県立歴史博物館蔵

第3部 同時代の兵庫のやきもの-丹波、摂津、播磨、淡路-

  ・東山焼染付龍文花生〔染付銘「播陽東山」兵庫県立歴史博物館蔵〕
  ・永世舎色絵秋草文四方花生〔染付銘「永」兵庫県立歴史博物館蔵〕


【関連行事】

(1)れきはくアカデミー
  日 時:平成28年1月24日(日)
  場 所:当館ホール
  テーマ:「出石焼あれこれ」
  講 師:鈴木 敬二(当館学芸員)
  定 員:100名(当日受付)
  料 金:無料

(2)兵庫・但馬交流ワークショップ
  出石焼をはじめとした但馬・豊岡の伝統文化を来館者に体験していただき、
  但馬の魅力をより広く伝えることをねらいとする。
  日 時:平成28年2月20日(土)
  場 所:当館ロビー
  申 込:電話・FAXにて申込、当日受付あり(定員になり次第受付終了)

  出展団体と体験メニュー(料金はいずれも予定)
  ①NPO法人但馬國出石観光協会「出石焼絵付け体験」(2,000円)
  ②兵庫県杞柳製品協同組合「豊岡杞柳細工バスケット製作体験」(500円)
  ③城崎麦わら細工振興協議会「城崎麦わら細工のストラップ製作体験」(700円)

  玄さんがやってくる!
  豊岡市のマスコットキャラクター・玄武岩の「玄さん」がワークショップを
  盛り上げてくれます。 ぜひ、玄さんに会いに来てね!

                     【詳しくはこちら】

(3)展覧会ガイド
  平成28年2月7日(日)、2月28日(日)
  いずれも11:00~